株式会社情報機構

PROTAC等タンパク質分解誘導剤(TPD)の特性と最新研究動向・今後の展望

2024/05/28

開催日 2024年8月28日(水)
開催地 Web

☆"催奇性を回避できるサリドマイドの改良"でますます期待される、タンパク質分解誘導剤(TPD)開発の最前線!
☆TPD発見の歴史から、新たな評価技術、今後の開発に向けた展望まで幅広く解説


<次世代創薬モダリティへの期待>
PROTAC等タンパク質分解誘導剤(TPD)の特性と最新研究動向・今後の展望


<講師>
愛媛大学 プロテオサイエンスセンター センター長・教授 澤崎達也 氏

<日時>
2024年8月28日(水) 13:00-17:00

<形態>
Zoom開催セミナー:見逃し視聴あり

<受講料>
【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
  *1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円

【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
  *1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円

   *受講料やセミナー申し込み~開催までの流れなど、詳細については、弊社HPのセミナーページを必ずご確認ください。

<セミナーポイント>
■講座のポイント 

ヒトの疾患に関与するタンパク質のうち、多くは酵素の様な構造的に安定なポケットを有していないため、薬剤標的にならないundruggableタンパク質とされてきた。ところが近年、多発性骨髄腫のキラードラッグであるサリドマイドおよびその誘導体が、分子のり型のタンパク質分解誘導剤(TPD: targeted protein degrader)として機能していることが発見された。さらに、PROTACに代表されるヘテロ二機能性分子がundruggableタンパク質のTPDとして機能するポテンシャルを示したことから、次世代の薬剤として大きく期待されている。本セミナーでは、タンパク質分解誘導剤の発見の歴史から、開発における新しい評価技術、そしてTPDの現状と課題について解説する。

■受講後、習得できること 
コムギ無細胞系タンパク質合成技術
プロテインアレイ技術
サリドマイド催奇性の分子機構
近位依存性ビオチン標識技術
タンパク質分解誘導剤の特性と今後
の理解

■講演中のキーワード
タンパク質分解誘導剤、サリドマイド、PROTAC、BioID法、プロテインアレイ

<講演プログラム>
1. コムギ無細胞系タンパク質合成技術
 1) タンパク質合成技術
 2) コムギ無細胞タンパク質合成技術
     
2. プロテインアレイ技術
 1) 網羅的タンパク質合成技術
 2) ヒトプロテインアレイ
 3) プロテインアレイをタンパク質機能解析法

3. サリドマイド催奇性の分子機構
 1) サリドマイドの役割
 2) サリドマイドの副作用
 3) 光学異性の構造的作用機序

4.タンパク質分解誘導剤の基本特性
 1) 分子のり型の作用機構
 2) PROTAC型の作用機構

5. 近位依存性ビオチン標識技術
 1) 近位依存性ビオチン標識法
 2) タンパク質分解誘導剤の近位依存性ビオチン標識技術
  a) 分子のり型への利用
  b) PROTAC型への利用
  c) マウスを用いた解析

6.タンパク質分解誘導剤の今後
 1) PROTACの問題点
  a) 利用可能なE3リガーゼ
  b) E3バインダーの現状
 2) 催奇性回避サリドマイド誘導体の開発
  a) レナリドミド誘導体
  b) 催奇性回避レナリドミド

企業情報

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  • 住所東京都品川区大崎3-6-4 トキワビル3階
  • TEL03-5740-8755 / FAX 03-5740-8766
  • URLhttps://johokiko.co.jp/

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