開催日 | 2024年6月20日(木) |
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開催地 | Web |
<セミナー No.406104>
カビの発生予測、混入、発生防止と
「カビ毒」の基礎知識
☆ 「カビ毒」の特性、種類および検出法、「カビ毒」国際的な基準値の決まり方
☆ カビの発生原因の原因解明のための各種測定方法!
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■講師
【第1部】(株)アメニティー・テクノロジー 代表取締役 永安 克志 氏
【第2部】東京農業大学 応用生物科学部 教授 小西 良子 氏
■聴講料
1名につき55,000円(消費税込/資料付き)
1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき49,500円(税込)
大学、公的機関、医療機関の方には割引制度があります。詳しくはお問い合わせください。
■Live配信セミナーの受講について
・本講座はZoomを利用したLive配信セミナーです。セミナー会場での受講はできません。
・下記リンクから視聴環境を確認の上、お申し込みください。
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・開催日が近くなりましたら、視聴用のURLとパスワードをメールにてご連絡申し上げます。
セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
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・パソコンの他にタブレット、スマートフォンでも視聴できます。
・セミナー配布資料は印刷物を郵送いたします。
・当日は講師への質問することができます。可能な範囲で個別質問にも対応いたします。
・本講座で使用される資料や配信動画は著作物であり、録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止いたします。
・本講座はお申し込みいただいた方のみ受講いただけます。
複数端末から同時に視聴することや複数人での視聴は禁止いたします。
・Zoomのグループにパスワードを設定しています。部外者の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
万が一部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
プログラム
(10:30~12:30)
【第1部】かび発生時期の予測、発生原因の特定、及び混入、発生防止対策
(株)アメニティー・テクノロジー 代表取締役 永安 克志 氏
【講座主旨】
1.現有環境におけるカビ発生有無の予測し、発生すると予測された時の対策について解説いたします
2.カビが発生した時の原因追及方法を解説いたします
3.カビの混入及び発生防止について解説いたします。
【講座内容】
1.カビが発生する環境条件
・カビの発育条件
・カビの発生する温湿度
・胞子の大きさと生育環境との関係
・カビの生える速度
2.室内や工場内のカビ
・カビの種類
・カビの量
・浮遊カビの許容濃度
・カビの害
3.カビの発生原因の原因解明
・原因解明のための各種測定方法
・浮遊カビの測定方法
・カビの発生予測(カビ指数)
・カビセンサー
・付着カビ測定
・カビ発生原因の解明方法
4.かびの混入・発生防止
・清掃について
・消毒方法
・クリーンルーム
・温湿度の制御
・防カビ剤について
【質疑応答】
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(13:30~16:00)
【第2部】かび毒の特性、種類、検出について
東京農業大学 応用生物科学部 教授 小西 良子 氏
【講座主旨】
カビは私たちの環境に存在する身近な微生物ですが、意外とカビの産生する毒については知られていません。特に食品に汚染するカビ毒では、国際的な基準値が設けられているものも多く存在します。本講演では、「かび毒」の基礎知識としてその特性、種類および検出法についてご紹介し、皆様の理解が深まれば幸いです。
【講座内容】
1.カビ毒とは
① 3大特性を知る
② 種類と毒性:食品を汚染するカビ毒(アフラトキシン、アフラトキシンM1,デオキシニバレノール、ニバレノール、パツリン、オクラトキシンA,フモニシン、シトリニン、T2トキシンなど)および環境中のカビ毒(サトラトキシン)
③ 国際的な基準値と食品衛生法:コーデックス基準値の決まり方、食品衛生法での基準値の決まり方
2.カビ毒の検出法
① 公定法:総アフラトキシン、アフラトキシンM1,デオキシニバレノール、パツリン
② 簡易法:ELISA法、ラテラルフロー法、
③ その他:UV照射法
3.カビ毒汚染を予防するには
火のないところに煙はたたない!
【質疑応答】