開催日 | 2024年6月27日(木) |
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開催地 | Web |
★NMR法による蛋白質構造解析・構造生物学は今どこまで進んでいるのか?
★NMR法・構造生物学の基礎から最新の創薬研究動向まで、初心者にも分かりやすく、そして幅広く解説!
(NMR法の基礎から学ぶ)
構造生物学の発展と創薬研究の最新動向
<講師>
国立大学法人 大阪大学 蛋白質研究所 准教授 宮ノ入洋平 氏
<日時>
2024年6月27日(木) 13:00-16:00
<形態>
Zoomによるオンラインセミナー
<受講料>
【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名36,300円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき25,300円
【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円
*受講料やセミナー申し込み~開催までの流れなど、詳細については、弊社HPのセミナーページを必ずご確認ください。
<セミナーポイント>
■講座のポイント
蛋白質をはじめとする生体高分子は、常に一定の形を保持するわけではなく、生体内で時々刻々と、その姿を変えている。生体高分子のダイナミックな性質は、複雑な生命活動を高次に制御していると考えられている。近年の構造生物学では、蛋白質の立体構造を決定するだけでなく、それらが有する動態を捉えることを重要視している。これら情報より、生命機能の解明や、革新的な医薬品の開発へと展開されている。このような背景から、核磁気共鳴(NMR)法が、今後の構造生物学の発展において重要な役割を担っている。本講座では、NMR法を利用した構造生物学研究および創薬研究について、初心者を対象に解説する。
■受講後、習得できること
・最新の構造生物学研究法の概要理解
・NMR法の基礎
・NMRスペクトルの解析法
・NMR法を用いた創薬研究の概要理解
■講演中のキーワード
構造生物学, NMR, 相互作用解析, 創薬研究, 細胞内測定
<講演プログラム>
1.統合型構造生物学研究
1-1 生体高分子の立体構造解析法
1-2 立体構造データベース(PDB, BMRB)
1-3 NMR法の基礎(利点と欠点)
1-4 NMR法による立体構造解析(自動構造解析の例)
1-5 クイズと解説、ディスカッション
2.NMR法を用いた創薬研究
2-1 試料調製法(蛋白質発現、安定同位体標識)
2-2 相互作用解析(化学シフト摂動法, STD, 19Fスクリーニング,他)
2-3 ダイナミクス解析(緩和解析、化学交換、リアルタイム測定、圧力可変, 他)
2-4 解析ツールの紹介
2-5 クイズと解説、ディスカッション
3.次世代の創薬研究に向けて
3-1 超高磁場NMR(>1GHz NMRの世界)
3-2 NMRスペクトルの高感度化(超偏極、DNP法)
3-3 高分子量試料のNMR測定(高度な安定同位体標識)
3-4 細胞内NMR測定法の高度化(細胞代謝測定、細胞内創薬)
3-5 受託NMR測定、人材育成等のプロジェクト
[全体を通した質疑応答]