LC-Raman システム 専 用ソフトウェア LiChRa

「わける」と「みえる」 分離×定性の新提案より容易かつ詳細に

2021/08/17

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「わける」と「みえる」 分離 × 定性の新提案
LC-Raman システム専用ソフトウェア LiChRa™
2つの技術の融合で、混合試料の成分分析を分離×定性の新提案より容易かつ詳細に

ラマン分光法は、非接触、前処理不要で分析・同定を行う優れた手法である一方、多種類の化合物が混在する試料の測定ではスペクトルが重なり、解析が困難になります。HPLCで試料中の成分を分離してからスペクトルを測定することで、混合試料の同定をより正確に実施します。また、異性体やUV吸収のない成分などLC検出器では検出が困難な化合物へのラマン分光法の適用で、HPLC分析にも新たな可能性が広がります。

特長
■「くっきり」判別 ‐混合試料の構成成分を明確化
・HPLCによる分離能力とラマンによる識別能力を兼ね備え、混合試料を分離して測定し、精度高く判別

■「すっきり」整理 ‐データ管理を一元化
・注入した試料、LCデータ、分画、プレートやウェル番号などの情報をラマンスペクトルデータに紐付け、一元管理

■「かんたん」操作 ‐直感的操作を実現
・シンプルかつ直感的な画面構成で、初心者でもストレスフリーな操作が可能
・各装置の操作だけでなく、ステータス・データの閲覧や検索も容易に実行

<アプリケーション事例:4種混合化合物の分離・捕集・解析・同定>
4種類の混合物をラマン分析すると多くのスペクトルが重なり、同定が困難ですが、HPLCによる分離、ピーク成分の捕集を行ってからラマン分析することで、個別のスペクトルを得ることができ、同定が容易になります。また、LCクロマトグラムでは、UVスペクトルの差異が小さく同定が困難な異性体をラマンで検出することができます。


仕様
対応装置(高速液体クロマトグラフ、ラマン分光装置)
高速液体クロマトグラフ:
システムコントローラ:SCL-40、CBM-40
送液ポンプ:LC-40B XR、LC-Mikros
脱気ユニット:DGU-405 
オートサンプラー:SIL-40C XR 
カラムオーブン:CTO-40C 
検出器:SPD-M30A(PDA 検出器)
スポッティング装置:AccuSpot NSM-1

ラマン分光装置:ラマン顕微鏡:XploRA PLUS

ソフトウェア
専用ソフトウェア:LiChRa Ver. 1.0.4 以上
高速液体クロマトグラフ:LabSolutions LCGC Ver. 5.99 以上
ラマン分光装置:LabSpec 6 Ver. 6.6.1 以上
 

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