三次元蛍光測定装置 Aqualog

細胞培養培地中の成分変化の簡単に迅速評価

2021/08/17

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Aqualogは、高速発光スペクトル分析と吸光度も同時測定可能な発光分析装置です。多変量解析を組み合わせた細胞培地成分分析・タンパク質識別・食品成分分析や湖沼などの環境水調査・水処理効果分析などに活用できます。

細胞培養の経時変化に伴う培地中成分の変化が測定できます。A-TEEM* とケモメトリックス法(PARAFAC 解析**)を組み合わせることにより、培地の各成分を迅速に評価できました。

*A-TEEM 分光法:吸光度、透過率、励起蛍光マトリックス(Absorbance-Transmittance ExcitationEmission Matrix) を同時に取得する分光方法。
**PARAFAC(Parallel Factor Analysis)多変量解析の一種

特長
・質量分析やクロマトグラフィーに比べて迅速・低コスト
・培地内成分を短時間で分析可能
・化粧品・酒類といった食品等の品質管理にも活用可能

仕様
蛍光測定部仕様
励起波長範囲:Aqualog-VIS の場合:250 - 610 nm (VIS)  Aqualog-UV の場合:220 - 610 nm (UV)
励起側分光器:ダブルモノクロメータ  波長駆動 可視域~紫外域
蛍光検出波長範囲:250 - 620 nm / 250 - 800 nm(選択可)
蛍光側分光:スペクトログラフ(グレーティング固定)
感度:超純水ラマンスペクトルを用いたスペクトルモード SN 比 ≧ 2000:1 (RMS 法)測定条件:励起波長(Ex)= 350 nm、蛍光波長(Em)= 397 nm、バンドパス = 5 nm、積算時間 = 30 秒

吸光度測定部仕様
波長スキャンレンジ:230 - 800 nm
光学系:集光シングルビーム

オプション
PARAFAC専用ソフト、温調ホルダなど

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