キョーリン リメディオ、能登地震で4品目を出荷停止 委託先の物流会社が被災

 キョーリン リメディオは2024年1月9日、元日に発生した能登半島地震の影響で、入眠剤ゾルピデム酒石酸塩錠5mg「杏林」など2成分4品目を出荷停止とする5日付の案内を、医療関係者向けサイトに掲載した。同社が業務委託している物流会社が被災し、製品への被害を確認したと説明している。

 出荷停止となったのは、▽ゾルピデム酒石酸塩錠5mg▽同10mg▽タダラフィル錠10mgCI▽同20mgCI―で、いずれも屋号は「杏林」。

 キョーリン リメディオによると、同物流会社では人的被害はなく、建物被害も大きくはなかったという。キョーリン リメディオは現時点で「ほかの製品については問題なく、安定供給への影響はない」とする一方、「今後被害が判明する場合も想定される」としている。【日刊薬業】

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