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インターフェックスジャパン カンファレンス企画委員長の竹内名誉教授に聞く
併催カンファレンスの注目ポイントは?

RX Japan

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 いよいよ2023年7月5日(水)より、医薬品業界 日本最大の製造技術展「インターフェックスジャパン」が開催する。国内外850社*による最新技術の展示に加え、業界の第一人者によるカンファレンスを全210講演*併催。インターフェックスジャパン カンファレンス企画委員長の岐阜薬科大学 竹内名誉教授にカンファレンスの見どころを伺った。

(写真)竹内 洋文 氏  岐阜薬科大学 名誉教授 特命教授  先進製薬プロセス工学研究室 特任教授
 

■インターフェックスジャパンへの意気込みを教えてください

 昨今の医薬品業界では、COVID-19のパンデミックや超高齢化社会、医療費・開発費の増加といった多様な問題を受け、あらゆるイノベーションが必要とされています。製造現場・研究現場におけるDXや省人化、デジタルヘルスやニューモダリティといった近年の新しいテーマにおいては、常に最新技術の発掘や組織の垣根を超えた人材交流、最新の情報収集が今まで以上に必要となっていると思います。

 医薬品製造業界 国内最大の展示会である「インターフェックス ジャパン」においても、大きな技術変革を反映し、これまで以上に枠組みを超えた交流の場を提供すべく、充実を図っています。アフターCOVID-19のスタートに相応しく、850社*が出展する「大規模展示会」になるとともに、国内外の最新規制情報や革新的な技術を聴講することができる講演内容もこれらの点を十分考慮したものになっています。*同時開催展含む

 

■カンファレンスはどのような構成でしょうか

 本講演は、業界第一人者である企画委員会によって吟味を重ねた注目の専門技術セッション(IPJ-1~12)、基調講演(IPJ-K)、特別講演(IPJ-S1~S7)で構成されています。「工場のDX化」、「脱炭素」など、業界の最先端テーマ、研究開発の最新動向を網羅しており、業界を牽引するリーダーに登壇していただきます。
 

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■注目のカンファレンスについて教えてください

 カンファレンスは、最新事例や課題解決のためにすべきことを具体的にお話しいただける、またとないチャンスとなると思います。最新動向を反映した展示会およびカンファレンスに、ぜひ、1人でも多くの製薬業界関係者に聴講いただきたいと願っています。以下に注目のカンファレンスを一部ご紹介します。
 

IPJ-K【基調講演 ヘルスケアの未来】7月5日(水)12:00~13:00 
「アステラス製薬が目指すヘルスケアの未来」  
  アステラス製薬(株) 代表取締役社長 CEO 岡村 直樹

 [注目ポイント]
 ◎未来に繋がる製薬企業のビジョン
 ◎最先端の科学の進歩を患者さんが享受するためトータルヘルスケアソリューションを世界に発信


IPJ-1【バイオ医薬品(抗体原薬・製剤)製造】7月5日(水)11:30~13:00
「バイオ医薬品連続生産の実用化に向けた開発状況」
  中外製薬(株) 製薬技術本部 製薬研究部 グループマネージャー(培養機能) 篠田 康晴

「CDMO活用および無菌充填仕上げ製造の課題克服」
  Samsung Biologics, Pro, Lead Specialist, Sales Operation Team, Regional PM Group, Pierce Maxwell
 

 [注目ポイント]
 
◎バイオ原薬製造における連続生産活用の方向性
 ◎実例を交えたバイオ連続生産技術開発の紹介
 ◎バイオ製剤製造の無菌充填工程における挑戦
 ◎グローバルバイオCDMOにおける最新の委受託製造に対する取り組み


IPJ-2【デジタルヘルス・プログラム医療機器開発の最前線】7月5日(水)11:30~13:00
「デジタル療法による治療用アプリの可能性と国内外の開発状況について」
  (株)CureApp 代表取締役社長/日本赤十字社医療センター 呼吸器内科 医師 佐竹 晃太

「日本デジタルヘルス・アライアンス(JaDHA)のデジタルヘルス産業創出に向けた課題認識と提言の方向性」
  (株)日本総合研究所 リサーチ・コンサルティング部門
   ヘルスケア・事業創造グループ 担当部長 兼 プリンシパル 南雲 俊一郎

 [注目ポイント]    
 ◎AIやChatGPTの進化が注目される中,医療におけるデジタル技術活用への期待
 ◎医療用デジタルヘルス普及に向け今後乗り越えるべき技術的・薬事的課題の整理
 ◎デジタルヘルス産業創出に向けたアライアンスの必要性と課題
 ◎日米におけるプログラム医療機器開発の最新動向


IPJ-4【デリバリー技術で拓くニューモダリティ開発】7月5日(水)14:30~16:00
「血液脳関通過技術J-Brain Cargo®と様々なモダリティへの応用」
  JCRファーマ(株) 常務取締役 研究本部長 薗田 啓之

「核酸医薬デリバリー技術の最前線」
  東京大学 大学院工学系研究科 マテリアル工学専攻/バイオエンジニアリング専攻 教授 宮田 完二郎

  [注目ポイント]
 
◎創薬の課題となっていた血液脳関門(BBB)を通過させる技術を、製品化事例を交えて解説
 ◎血液脳関門通過技術(J-BrainCargo®)の種々のモダリティへの応用事例を紹介
 ◎難治性疾患治療薬として期待される核酸医薬開発の現状とデリバリー上の課題を紹介
 ◎肝臓以外の標的臓器・組織への核酸医薬デリバリー技術をわかりやすく解説


IPJ-10【中分子医薬品製造の最前線】7月7日(金)11:30~13:00
「神戸天然物化学の中分子医薬事業と製造技術の紹介」
  神戸天然物化学(株)医薬品部 中分子製造課長 濱田 真輔

「精製の常識を変える連続クロマトグラフィー技術」    
  (株)ワイエムシィ 連続プロセス事業部 部長 武藤 英吾 

 [注目ポイント]
 ◎中分子医薬品の製造技術の特徴と受託事業取組紹介
 ◎中分子医薬品製造のポイントを解説
 ◎中分子医薬品の精製工程の技術をご紹介
 ◎高純度、高回収率を実現させる最新技術紹介


IPJ-11【連続生産 ~技術革新とGMP~】7月7日(金)14:30~16:00
「小野薬品工業における連続湿式造粒プロセスの開発」
  小野薬品工業(株) CMC・生産本部 製剤研究部 経口製品グループ 古川 諒一

「連続生産に関するGMPからの考察」    
  (独)医薬品医療機器総合機構 医薬品品質管理部 品質管理第二課 主任専門員 石井 隆聖

 [注目ポイント]
 ◎製薬企業、PMDAによる着実に進む連続生産技術実装の現状の紹介
 ◎連続生産技術採用に向けた製薬企業による具体的な開発事例
 ◎実例が蓄積され続けるGMP観点から考慮すべきポイント
 ◎さらに生産性・効率性が求められ始めた医薬産業の生産技術革新となるか


IPJ-12【医薬品分析アウトソーシングの広がり:受託分析の最新動向と実例】7月7日(金)14:30~16:00
「医薬品受託分析の現状と課題」
  ユーロフィン分析科学研究所(株) 事業開発部 部長 田中 文裕

「受託試験から受託開発へ ~CMC開発における試験機関の活用~」
  スペラファーマ(株) CMC研究本部 分析担当 副本部長 小林 篤

 [注目ポイント]
 ◎医薬品受託分析業界の国内外における最新動向を紹介
 ◎受託分析における課題やその解決策を、実例を交えて紹介
 ◎CDMO(受託開発製造)が発展を続ける中で、分析法のCMC受託開発の取り組み
 ◎受託分析は今後どのような広がりを見せるか
 

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■お問い合わせ
RX Japan株式会社 インターフェックスWeek事務局
〒104-0028 東京都中央区八重洲2-2-1 東京ミッドタウン八重洲 八重洲セントラルタワー11F
TEL:03-6739-4109
E-mail: ipj-vis.jp@rxglobal.com
URL:https://www.interphex.jp/hub/ja-jp.html

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