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6月30日(木)
レギュラトリーサイエンス学会WEBシンポジウム
~SCARDAによるワクチン開発・生産体制強化に関する取組みについて~

主催者より
 新型コロナウイルス感染症は、2019年末に世界で最初の患者が報告されて以降、世界中に感染が広がり、我が国においても個々人の生活や社会経済活動に多大な影響を及ぼしています。
 このような中、感染拡大の制御に有効な新型コロナウイルス感染症に対するワクチン開発については、欧米諸国での開発・実用化が短期間で行われ、一般市民への接種も先行しました。他方で、我が国におけるワクチン開発については、関係者の様々な努力にもかかわらず、本年3月現在、未だ実用化には至っていません。
 日本国内で必要なワクチンが迅速に開発・生産されることは、他国の事情に左右されることなく国民に対して着実にワクチンの供給が可能となり、また変異株出現時にも速やかに対応できるなど、感染症対策上極めて重要なことです。また、外交や安全保障上の観点からも重要との指摘があります。
 このことから、関係者が一体となって必要な体制を構築し、長期継続的に取り組む国家戦略として、政府は昨年、「ワクチン開発・生産体制強化戦略(令和3年6月閣議決定)」を策定しました。これに基づくAMEDを活用したワクチン開発を先導する仕組みとして、本年3月には「先進的研究開発戦略センター(SCARDA(Strategic Center of Biomedical Advanced Vaccine Research and Development for Preparedness and response))」を設立し、平時から新規モダリティーの育成、製造技術・製剤化技術などについての研究開発を主導することとなりました。
 今回のシンポジウムについては、これらの取組みに関する状況を共有した上で、今後の感染症に対するワクチン開発について、関係者との意見交換を試みたいと思います。

開催概要
 日時:2022年6月30日(木)13:30~16:30
 会場: ZOOMウェビナー
 主催: 一般社団法人 レギュラトリーサイエンス学会
 詳細:http://www.srsm.or.jp/sympo_47.html

プログラム
13:00    開場    
13:30    開演・趣旨説明
13:40~14:20    講演1    TBD
    古賀淳一(日本医療研究開発機構 先進的研究開発戦略センター プロボスト)
14:20~15:00    講演2    ワクチン開発の近未来
    石井健(東京大学医科学研究所 感染・免疫部門 ワクチン科学分野 教授)
15:00~15:40    講演3    TBD
    福島晃久(大日本住友製薬株式会社リサーチディビジョンワクチン担当
         シニアフェロー、日本製薬工業協会バイオ医薬品委員会 ワクチン実務委員会委員長)
15:40~16:00    休憩    
16:00~16:30    パネルディスカッション
   パネラー:上記3名の演者
     進行:丈達泰史(日本医療研究開発機構 創薬事業部長)
        河野典厚(医薬品医療機器総合機構 組織運営マネジメント役)
16:30    閉会    

 ※講演スケジュール等は変更される場合がございます。

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