10月10日(木)、11日(金)
製剤機械技術学会 第29回大会
AIとKnowledgeで築く製剤機械技術から医療への贈り物

大会委員長の挨拶
 2019年度10月10日、11日に、「ものづくり」が活発に行われている中部エリアの岐阜県岐阜市じゅうろくプラザで製剤機械技術学会大会 第29回大会を開催いたします。最近様々なところで話題となっているAI技術とビッグデータに基づいた技術展開、医療技術の発展などを取り上げることとし、メインテーマを「AIとKnowledgeで築く製剤機械技術から医療への贈り物」とさせて頂きました。
 AIに関しては、これまで人々が担ってきた一部の仕事が奪われてしまうのではといった、マイナスのイメージを目にすることもありますが、AI技術を上手に活用し、共存させることができれば、仕事の効率化・プロセスの高機能化がより進められるようになるはずです。これによって、これまでは時間が無くて手が回らなかった新たな領域、業務にチャレンジできるようになるものと期待されます。実際に、医薬品の開発、製造、医療現場など様々なところでAI技術を応用した取り組みが行われるようになっています。今回は、産学官の様々な分野でご活躍の先生方を講師としてお招きし、幅広く、内容の濃いプログラムといたしました。また、昨年同様、一般発表のポスターセッションも引き続き設けました。多方面の方々と活発にディスカッションして頂きたいと考えておりますので、発表申し込みをお待ちしております。
 製剤機械技術学会は、製薬、製剤機械・計測、添加剤、エンジニアリング、アカデミアなど様々な領域の方々が集まり、製剤技術・製造技術、品質評価技術を発展させ、医薬品の有効性・安全性・生産性を持続的に向上させてまいりました。今回の大会が、医薬品製造技術とそれを支える周辺技術のさらなる発展につながることを祈念し、また本大会参加者間での情報交換が活発化し相互理解が一層深まることを願いながら、実行委員一同、鋭意準備を進めてまいりますので、本学会に関連する様々な分野から多数の積極的なご参加を頂きますようお願い致します。
 

開催概要
 日時:2019年10月10日(木)、11日(金)
 会場:じゅうろくプラザ岐阜
    岐阜市橋本町1丁目10番地11
    (http://plaza-gifu.jp/
 大会参加費:事業体登録会員(または代理者)10,000円(講演要旨集代含む)
       個人会員10,000円(講演要旨集代含む)
       非会員20,000円(講演要旨集代含む)
       学生:免除
 交流会参加費:8,000円(会員も非会員も同額です)/学生3,000円
 主催:一般社団法人製剤機械技術学会
 申し込み・詳細:http://seikiken.or.jp/taikai/apply/index.html
   

開催概要
 1日目 | 2019年10月10日(木) 総合司会:丹羽敏幸(名城大学)
   9:50~10:00 開会の辞
          製剤機械技術学会 会長 草井 章(あすか製薬株式会社)
          第29回 大会実行委員長 山本浩充(愛知学院大学)
 10:00~10:45 【一般講演1《 座長 》薗田 良一(科研製薬株式会社)
         マイクロタブレット型顆粒剤「ピートル®顆粒分包」の製剤設計
          倉嶋 誉(キッセイ薬品工業株式会社)
 10:45~11:45 【特別講演1《 座長 》竹内 洋文(岐阜薬科大学)
         創薬におけるAIの現状と可能性
          奥野 恭史(京都大学)
 11:45~13:00 ― 昼 食 ―
 13:00~14:00 【特別講演2《 座長 》山本浩充(愛知学院大学)
         薬学・薬剤師は生き残れるか?
          政田 幹夫(大阪薬科大学)
 14:00~14:45 【一般講演2《 座長 》澁井 将興(CKD株式会社)
         電子お薬手帳「お薬手帳プラス」×AI×薬剤師
          作本 聖二(日本調剤株式会社)
 14:45~15:00 ― 休 憩 ―
 15:00~15:30 ショートプレゼンテーション
 15:30~16:30 ポスター発表
 16:30~17:15 【一般講演3《 座長 》小川 法子(愛知学院大学
         人工知能(AI)を薬剤師の業務に活かすために必要なこととは
          神崎 浩孝(岡山大学病院)
 17:15~18:00 【一般講演4《 座長 》山田 昌樹(シミックCMO株式会社)
         BI・AIによる食データ解析よりヘルスケア潮流を読み解く
          浅見 洋輔(株式会社ライフスケープマーケティング)
 18:15~20:15 ― 交 流 会 ―
         じゅうろくプラザ1階 レストラン ラ・ローゼ・プロヴァンス

 2日目 | 2019年10月11日(金) 総合司会:尾関哲也(名古屋市立大学)
   9:00~  9:15 製剤機械技術学会 仲井賞&仲井賞若手研究者奨励賞 授賞式
   9:15~  9:50 【受賞講演《 座長 》草井 章(あすか製薬株式会社)
         直打用連続生産システムCRA-RIS SYSTEM
          伏見 伸介(株式会社菊水製作所)
   9:50~10:25 【受賞講演《 座長 》草井 章(あすか製薬株式会社)
         固体NMRによる薬物溶解性改善製剤の分子状態評価
          東 顕二郎(千葉大学大学院)
 10:25~11:25 【特別講演3《 座長 》尾関 哲也(名古屋市立大学大学院))
         産業政策の視点から見た創薬をめぐる情勢変化と創薬×AIへの期待について
          大石 知広(経済産業省)
 11:35~12:35 【特別講演4《 座長 》箱守 正志(アステラス製薬株式会社)
         最先端粉体シミュレーション技術の医薬品製造工程への応用
          酒井 幹夫(東京大学大学院)
 12:35~13:30 ― 昼 食 ―
 13:30~14:30 【特別講演5長谷川 浩司 (株式会社パウレック)
         統計的データ解析による医薬品生産プロセスのリアルタイムモニタリング
          金 尚弘(京都大学)
 14:30~15:15 【一般公演5《 座長 》大熊 盛之(アピ株式会社)
         医薬品工場におけるIot・AI活用の取り組み事例
          志村 健二(東洋ビジネスエンジニアリング株式会社)
 15:15~15:30 ― 休 憩 ―
 15:30~16:15 【一般講演6《 座長 》山﨑 淳治(全星薬品工業株式会社)
         包装工程のラインクリアランスへのAIの導入事例
          近藤 昌博(武田薬品工業株式会社)
 16:15~17:00 【一般公演7《 座長 》鵜野澤 一臣(フロイント産業株式会社)
         AIが実現するSmart Factory
          勝野 貴(横河電機株式会社)
 17:00~17:05 閉会の辞
         第29回大会実行委員長 山本 浩充(愛知学院大学)

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