11月12日(火)
レギュラトリーサイエンス エキスパート研修会 専門コース(第 252 回)
脳の異常タンパク質と認知症
-新たな創薬ターゲットを求めて-
●主催者より
高齢化社会の進展とともに、大きな課題になってきたのは「認知症」への対策です。政府も「認知症施策推進」に向けて有識者会議を組織し、「共生と予防」を柱とした大綱を決定したところです。医薬品業界としても、今後増える認知症患者の早期診断や治療に向けて、医薬品等の開発に取り組んでいます。
そこで、認知症の発症機構を理解するために、脳の異常タンパク質が原因となる認知症を取り上げ、現在の研究成果の最先端を学ぶ研修会を企画いたしました。冒頭「認知症を克服する-生涯健康脳をめざす-」と題して全体像を水澤先生に講演いただき、その後、各研究テーマにつきまして、ご専門の先生方に講演いただきます。認知症の発症メカニズムを解明することから、その予防のための医薬品等の開発へつながることも期待されます。
●開催概要
日時:2019年11月12日(火)13:00~17:00(受付開始予定 12:30)
会場:日本薬学会 長井記念ホール
東京都渋谷区渋谷2-12-15 地下2階
(https://www.pharm.or.jp/hall/access.html)
申し込み:https://www.pmrj.jp/kenshu/html/frm030.php
主催:一般財団法人 医薬品医療機器レギュラトリーサイエンス財団
※受講料、単位等、詳細はこちら(PDF)をご覧ください。
●プログラム13:00~13:05 イントロダクション 土井 脩(医薬品医療機器レギュラトリーサイエンス財団理事長)
13:05~13:45 認知症を克服する -生涯健康脳をめざして-
水澤 英洋(国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター理事長)
13:45~14:30 プリオン病と異常プリオンタンパク質
塚本 忠(国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター医長)
14:30~15:15 アルツハイマー病・アミロイド血管症とアミロイドβタンパク質
濱口 毅(金沢大学附属病院脳神経内科講師、金沢大学神経病態学・老年学講師)
15:15~15:30 休 憩
15:30~16:15 異常αシヌクレイン伝播阻止に基づくシヌクレイノパチーの新規治療戦略
長谷川 隆文(東北大学大学院医学系研究科神経・感覚器病態学講座神経内科学分野准教授・副科長)
16:15~17:00 前頭側頭葉変性症(FTLD)と異常タウ・TDP-43 タンパク質
長谷川 成人(公益財団法人東京都医学総合研究所認知症・高次脳機能研究分野分野長)
※講演スケジュール等は変更される場合がございます。