2月25日(月)
レギュラトリーサイエンス学会シンポジウム
ー2019年薬価改正と2020年以降に向けた課題ー
●開催趣旨
2016年12月の基本方針に基づき、「国民皆保険の持続性」と「イノベーションの推進」を両立し、国民が恩恵を受ける「国民負担の軽減」と「医療の質の向上」を実現する観点から、中央社会医療協議会における議論を経て、2017年12月、新薬創出等加算制度の見直し、長期収載品の薬価の見直し、費用対効果評価の導入等を柱とする薬価制度改革がまとめられました。
本改革にそって、2018年4月には薬価改正が実施され、消費税改革にあわせ、2019年にも改正が行われようとしています。他方、薬価政策は新薬承認といった薬事政策とともに製薬業界に与える影響が大きく、その不確実性は製薬業界の将来はもとより、新薬等の適時適切な患者への提供にも影響を及ぼしかねないといえます。
このため、本シンポジウムでは、2019年の薬価改正はどのように行われるのか、2020年以降に向けてはどうか、医療保険や製薬産業の短期的・長期的な将来についてどのようなことが考えられるのかを中心に、厚労省において薬価政策に中心的な役割を果たしている田宮憲一薬剤管理官、医療保険や製薬産業の将来や費用対効果評価につき研究を進められている坂巻弘之東京理科大教授、また日本製薬団体連合会保険薬価研究委員会の上出厚志氏にご講演いただくとともに、パネルディスカッションにおいて講師の方々や参加者との間で双方向のディスカッションを行うこととしました。
●開催概要
日時:2019年2月25日(月)15:00~18:00(受付14:30~)
会場:一橋大学一橋講堂(学術総合センター) 東京都千代田区一ツ橋2-1-2
(http://www.hit-u.ac.jp/guide/campus/hitotsubashi.html)
参加費:正会員8,000円(消費税込)
若手会員5,000円(消費税込)
学生会員2,000円(消費税込)
非会員10,000円(消費税込)
定員:400名
申し込み・詳細:http://www.srsm.or.jp/sympo_31.html
●プログラム
14:30 開場
15:00 開会
15:00~15:40 講演1 2019年薬価改正と将来に向けた課題(仮題)
田宮 憲一(厚生労働省保険局医療課薬剤管理官)
15:40~16:20 講演2 薬価制度や費用対効果評価が医療保険や製薬産業の将来に及ぼす影響(仮題)
坂巻 弘之(東京理科大学教授)
16:20~16:50 講演3 製薬業界からみた2019年薬価改定と2020年改定に向けた課題
上出 厚志(日本製薬団体連合会保険薬価研究委員会、アステラス製薬)
16:50~17:00 休憩
17:00~18:00 パネルディスカッション
講師:田宮 憲一、坂巻 弘之、上出 厚志
座長:RS学会
18:00 閉会
※講演スケジュールは変更される場合がございます。最新情報は詳細ページをご確認ください。