4月20日(金)
レギュラトリーサイエンス学会シンポジウム
~臨床研究法の施行への対応~
●開催趣旨
臨床研究法が本年4月に施行される。施行に必要となる、臨床研究実施基準の策定、疾病等報告のあり方、審査委員会の大臣認定等については、厚生科学審議会臨床研究部会において審議検討が行われているところである。本法律は、わが国で初めて臨床研究に規制をかけようとするものであり、示されている内容をみても、特定臨床研究の実施計画等の大臣への届出を始めとする臨床研究実施の手続き、認定審査委員会に関する要件、中央審査制の導入や所属機関ごとに必要となる利益相反審査の実施、研究資金等の契約や公開等の新しい施策が並んでいる。臨床研究法や実施基準等の内容を正しく理解し、適正かつ積極的に臨床研究に取り組むことができるよう、本シンポジウムでは、審議会の部会長や厚労省の担当室長から臨床研究法の内容や基本的な考え方等についての講演が行われ、先進的な取組あるいは学会等で臨床研究の実施に中心的な役割を果たしている方々が課題や対応方策について講演する。また、パネルディスカッションにおいて講師や参加者との間で双方向のディスカッションを行う。
●開催概要
日時:2018年4月20日(金)12:30~16:30
開場 12:00
会場:一橋大学一橋講堂
東京都千代田区一ツ橋 2-1-2 学術総合センター内
(http://www.hit-u.ac.jp/hall/file/menu-016/file_01.pdf)
参加費:正会員 8,000円(消費税込)
若手会員 5,000円(消費税込)
学生会員 2,000円(消費税込)
非会員 10,000円(消費税込)
定員:400名
詳細:http://www.srsm.or.jp/sympo_30.html
●プログラム
12:30~13:00 講演1 臨床研究法の施行にあたっての基本的考え方
楠岡 英雄(国立病院機構理事長、厚生科学審議会臨床研究部会長)
13:00~13:40 講演2 臨床研究法
井本 昌克(厚生労働省医政局研究開発課治験推進室長)
13:40~14:10 講演3 医療現場における臨床研究法への対応と課題
渡邉 裕司(浜松医科大教授、国立国際医療研究センター臨床研究センター長)
14:10~14:20 休憩
14:20~14:50 講演4 医療現場における臨床研究法への対応と課題
~医療機器の臨床研究に焦点をあてて~
山本 晴子(国立循環器病研究センター臨床試験推進センター長)
14:50~15:20 講演5 臨床研究法に対する製薬産業からの期待
国忠 聡(日本製薬工業協会医薬品評価委員会委員長)
15:20~15:30 休憩
15:30~16:30 パネルディスカッション
講師:上記の講師、進行役:RS学会
※講演スケジュールは変更される場合がございます。