池上通信機株式会社

東亜薬品株式会社様より 錠剤検査装置 TIE-10000を受注

登録日:2022/03/16

池上通信機株式会社は、東亜薬品株式会社(以下、東亜薬品)様より、錠剤検査装置「TIE-10000」を受注しました。2022年5月に納入の予定です。  東亜薬品様は、多品種への対応はもちろん、少量生産から大量生産まで幅広いニーズに応える生産拠点を薬都・富山県に置き、医薬品の研究開発、受託製造、配置薬の製造販売を行っています。このたびご採用いただいた「TIE-10000」は、医療用医薬品の大量生産に対応する西本郷工場の検査ラインに導入されます。  今回の「TIE-10000」の採用では、東亜薬品様が従来の検査工程において課題となっていた錠剤を対象に評価テストを行い、欠陥を高精度に検出できたことがポイントとなりました。さらに、新たに搭載したエリアセンサーによる高速全周検査やパターンマッチング処理による印刷部分の検査精度のほか、錠剤の大きさや形状、糖衣錠や口腔内崩壊錠などさまざまな種類の錠剤を安定して搬送できる可変式水平ベルト方式の搬送技術を高く評価いただきました。
 運用面では、大型タッチパネルにより、これまで画面を切り替えて表示していた生産情報や検査結果などの重要な情報を一括表示ができるUI(ユーザーインターフェース)を重視した画面設計により、直感的に操作が行えるようになったことも、ご採用いただいた一つの要因と考えております。また、品種切替の簡便性もオペレーターの負担軽減につながり、さらなる生産の効率化につながることが期待されています。  機種選定にあたっては、コロナ禍で当社の工場にお越しいただいてのデモ、テストが難しい状況でした。そのため、本来であれば直接実機で確認いただく評価テストやプレゼンテーションをオンラインにて複数回にわたり実施し、「TIE-10000」の卓越した性能と納入後の保守体制など、当社の錠剤検査装置の供給体制を総合的にご理解いただけたことが、お客様の信頼を得ることにつながったと考えています。  池上通信機は、これまで長年にわたり蓄積してきた製薬業界でのノウハウを生かし、お客様のご要望にお応えする製品を開発し続けます。そして当社製品を安心してお使いいただける保守サービスを提供し、医薬品の品質向上と安定した生産に寄与してまいります。

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