ユーロフィン分析科学研究所株式会社

技術コラム:新技術ddPCRの2つのメリット

登録日:2021/08/04

バイオファーマサービスのニュースレター(2021年6月号)の紹介です。
 
ユーロフィングループは、食品・環境・医薬品に関わる分析及び検査サービスをグローバルに展開しています。世界50カ国に800以上のグループラボがあり、200,000通りにも及ぶ分析項目・手法を取り扱っています。
医薬品分析は、バイオファーマサービスが担当しています。国内においては、当社が受託を行っています。
 
バイオファーマサービスでは、お客様に最新情報をお届けするため、年3回ニュースレターを発行しています。
 
2021年6月号では、以下6つの技術情報を紹介しています。一部のサービスは、当社ラボが海外ラボとの仲介となり受託しています。
 
1.バイオ医薬品の特性評価で注目の新技術ddPCRの2つのメリット
2.化粧品中に存在するクマリン:安全性(毒性)に関する論争の解決
3.製剤のバイオアベイラビリティを向上させるナノミリング技術と特性評価
4.神経変性疾患試験に必須なバイオマーカーアッセイに超高感度な試験法を活用
5.バイオ医薬品の試験法開発におけるAQbD:ICH-Q14に向けた取り組み
6.うつ病治療における抗うつ薬選択のためのABCB1ジェノタイピング検査とは
 
 
上記のうち、「1.バイオ医薬品の特性評価で注目の新技術ddPCRの2つのメリット」では、核酸の検出と定量のための比較的新しい技術である、デジタルドロップレットポリメラーゼ連鎖反応(ddPCR)を紹介しています。
 
近年、製剤開発パイプラインにおいて、核酸を取り入れたバイオ医薬品の数が増えつつあります。例えば、スパイクタンパク質をコードしているmRNAを運ぶCOVID-19ワクチンや、まれな遺伝性疾患のアンメットニーズに対する遺伝子治療など、目に見える形で市場に出回っています。
 
これらの製品の純度、有効性及び安全性の特性評価は、ポリメラーゼ連鎖反応法(PCR)技術に大きく依存しています。
その中で、ddPCRが品質試験ラボにおいて急速に普及し始めています。
 
本技術コラムでは、標準的な方法であるリアルタイム定量PCR(qPCR)と比較した、ddPCRのメリットを解説しています。
詳しくは、ホームページに掲載しています。
ご関心がございましたら、「リリース元を見る」のリンク先より、ご覧ください。

企業情報

ユーロフィン分析科学研究所株式会社

詳しく見る

このリリースに関連する商材情報

TOP