| 開催日 | 2026年6月10日(水) |
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| 開催地 | Web |
プラスチックの難燃化技術の基礎と実用ポイント
メカニズムから規制・代替材料・製品適用・リサイクルまでいま抑えるべきポイントを体系的に解説
■開催日時: 【LIVE配信】2026/6/10(水)10:00~16:00
【アーカイブ配信】6/12~6/26(何度でも受講可能)
■開催場所:
【LIVE配信】【アーカイブ配信】:オンライン受講 (※Live配信は、Zoomによるオンライン講義です)
■担当講師:
一般社団法人 難燃材料研究会 理事(副会長)位地 正年 氏
■受講料:
29,700円/1名(税込)
■講座概要:
プラスチックの難燃化技術は様々な耐久製品の火災防止や人命を守る上で重要であり、さらに、難燃化したプラスチックの環境対策もますます重要となっています。このため、欧米を中心に、難燃剤の規制の強化や、一層安全で安定供給も可能な難燃剤への代替え化、さらに、サーキュラーエコノミーへの対応が進行しています。
本講座では、プラスチックの難燃化の基礎から最新動向や実際の適用ポイントまで理解することが可能です。具体的には、プラスチックの燃焼・難燃化のメカニズム、代表的な難燃剤(臭素系、リン系、その他)、市場と規制・代替え化の動向(臭素・リン系の規制やアンチモン・PTFEの代替え化)、各種プラスチック(ポリオレフィン、ポリスチレン、ポリカーボネート、エポキシ樹脂など)での難燃化処方、難燃規格と評価方法、製品別(電子機器、自動車、建材)の適用動向について解説します。さらに、講師による実際の開発事例として、電子機器・部品用の難燃性プラスチック(シリコーン添加ポリカーボネート、自己消火性エポキシ樹脂、難燃性ポリ乳酸複合材など)の開発と製品適用のポイントを説明します。そして、サーキュラーエコノミーに対応するリサイクルの技術動向を解説し、最後に、今後の難燃化技術の動向と展望について述べます。
本講座は、耐久製品用のプラスチックの開発や利用に関わり、難燃化技術の基礎やポイントを学びたい方から実務でのエキスパートを目指す方までにお勧めできます。
■セミナープログラム(予定):
1.はじめに
難燃化の必要性と課題、最近のトピックス
2.難燃化技術の基礎
2-1. 燃焼と難燃化のメカニズム
プラスチックの燃焼現象、難燃化のメカニズムと処方
2-2. 難燃剤の種類と難燃機構
臭素系、リン系、金属水酸化物系、その他(シリコーン、ナノコンポジット)
2-3. 代表的プラスチックの難燃処方
ポリオレフィン、ポリスチレン、ポリカーボネート、エポキシ樹脂など
3.難燃剤の市場と規制・代替え化の動向
3-1. 欧米、日本での規制動向(臭素系、リン系)
3-2. 三酸化アンチモンやPTFEの代替え化
4.難燃規格と評価方法
4-1. 電子機器用材料(UL、LOI)
4-2. 自動車用材料(内装材用FMV、バッテリー用耐火試験)
4-3. 建材(コーンカロリーメータ)
4-4. 新たな評価方法(マルチコーンカロリーメータ)
5.製品別プラスチックの難燃化
5-1. 電子製品(外装材、実装材、5~6G対応)
5-2. 自動車(内装、バッテリーケース)
5-3. 建材(木材、塗料)
6.開発・実用化の事例
6-1. シリコーン添加ポリカーボネートの開発と電子機器外装材への適用
6-2. 自己消火性エポキシ樹脂複合材の開発と電子部品への適用
6-3. 難燃性バイオマスプラスチック(ポリ乳酸系)の開発と電子機器外装材への適用
7.サーキュラーエコノミーに対応する難燃性プラスチックのリサイクルの動向
7-1. マテリアルリサイクル
水平リサイクルの課題と対策(選別・分離技術、劣化判断・物性回復技術など)
7-2. ケミカルリサイクル
ハロゲン系および非ハロゲン系難燃剤使用材から有価物回収と難燃剤の処理
8.まとめと今後の課題・展望
難燃化技術の今後の課題と対応、将来の展望
■主な受講対象者:
・難燃性プラスチックや難燃剤の開発の関係者(新人からベテランまで)
・難燃性プラスチックの製品への利用に関係する製品企画・開発関係者
・難燃性プラスチックやこれを利用した製品の技術営業担当者
■期待される効果:
・プラスチックの燃焼と難燃化のメカニズムの理解
・主要な難燃剤の種類と構造、機構の知見
・主要なプラスチックへの難燃剤の適用処方の知見
・実際の開発事例による実用開発のポイント
・難燃剤の規制や代替えの動向
・リサイクルなど今後の技術動向

