| 開催日 | 2026年11月24日(火) |
|---|---|
| 開催地 | Web |
☆資源制約時代を克服する‘貴金属フリー・低貴金属触媒’技術の最前線!
☆高効率な化成品合成と次世代水素利用を実現する、触媒開発イノベーションの今に迫る!
【テーマ名】
貴金属フリーもしくは極少量の貴金属で作動する触媒技術:
研究開発と水素活用・貯蔵法への応用
【講師】
東京大学 生産技術研究所
物質・環境系部門
持続型材料エネルギーインテグレーション研究センター 機能性金属クラスター科学分野
教授 博士(理学)
砂田 祐輔 氏
【主経歴】
<学歴>
1999年3月 名古屋大学 理学部 化学科 卒業(指導教員:巽和行 教授)
2001年3月 名古屋大学大学院 理学研究科 物質理学専攻(化学系) 博士前期課程 修了(指導教員:巽和行 教授)
2004年3月 名古屋大学大学院 理学研究科 物質理学専攻(化学系) 博士後期課程 修了(指導教員:巽和行 教授)
<職歴>
2003年4月~2004年3月 日本学術振興会 特別研究員(DC 2)
2004年4月~2004年11月 日本学術振興会 特別研究員(PD) 名古屋大学理学研究科 巽研究室
2004年12月~2007年3月 九州大学 先導物質化学研究所 助手(永島英夫 教授 研究室)
2007年4月~2016年1月 九州大学 先導物質化学研究所 助教(永島英夫 教授 研究室)
2016年2月~2022年5月 東京大学 生産技術研究所 准教授
2022年6月~ 東京大学 生産技術研究所 教授(現職)
2020年4月~2021年3月 京都大学化学研究所附属元素科学国際研究センター 客員准教授
2020年12月~2024年3月 JST さきがけ研究者(兼任)(「原子・分子の自在配列と特性・機能」領域)
2023年11月~ JST ALCA-Next エネルギー変換領域・研究代表者・研究題目「省エネルギー作動型ケイ素系水素キャリア」
【専門および得意な分野・研究】
・有機金属化学
・触媒化学
・錯体化学
・金属クラスター科学
【本テーマ関連学協会での活動】
・有機合成化学協会
・ケイ素化学協会
・錯体化学会
・日本化学会
【開催日時(オンライン配信)】
2026年11月24日(火) 13:00-17:00
【受講料】
●オンライン受講(見逃し視聴なし):1名46,200円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき35,200円
●オンライン受講(見逃し視聴あり):1名51,700円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき40,700円
※詳細な内容やお申込み要領等は、下段「セミナーホームページを見る」をご参照ください。
【セミナーの内容】
■講座のポイント
触媒は、化学産業を支える基盤技術であるとともに、エネルギー・環境分野においても不可欠な役割を果たしている。従来、高い活性と選択性を実現するために貴金属触媒が広く用いられてきたが、資源制約や持続可能性の観点から、貴金属使用量の最小化ならびに貴金属代替触媒の開発が重要な課題となっている。我々は、分子レベルで精密に設計した錯体触媒を基盤として、極少量の貴金属あるいは貴金属フリー条件下で高機能を発現する触媒システムの開発を推進している。
本講演では、化成品合成を指向した触媒反応の開発と、水素の貯蔵・発生・輸送を実現する触媒システムの構築に関する最近の研究成果を紹介する。
■受講後、習得できること
・極少量の貴金属で作動する触媒の設計・開発指針
・鉄をはじめとする貴金属フリー触媒の設計指針と開発戦略
・水素の効率的活性化手法の開発
・化成品合成応用の例としての貴金属フリーシリコーン材料合成技術
・貴金属フリー・省エネルギー条件下で作動する化学的水素発生・貯蔵法
■本テーマ関連法規・ガイドライン
・高圧ガス保安法
■講演中のキーワード
・貴金属フリー触媒
・低貴金属触媒
・水素貯蔵・発生・運搬
・有機ハイドライド法
・ケイ素系水素キャリア
■プログラム項目
1. 触媒についての概説
1.1 均一系触媒(分子触媒)と不均一系触媒のそれぞれの特徴について
1.2 均一系触媒の設計性
2. 最少量の貴金属で作動する触媒開発に向けて
2.1 貴金属触媒の例としての金属ナノ粒子
2.2 金属クラスターの合成・活用法について
2.3 金属クラスターの精密設計のための手法
2.4 ケイ素鋳型分子を活用した金属クラスター分子の精密合成
2.5 金属クラスター分子の触媒機能:水素化反応を例に
2.6 固体担持金属クラスターの開発と触媒応用:極少量の貴金属で作動する触媒としての活用
3. 貴金属フリー触媒開発に向けて
3.1 鉄を代表とする貴金属フリー触媒開発の動向、課題
3.2 貴金属フリー触媒開発に向けた触媒設計指針
3.3 高活性触媒としてのケイ素配位子を持つ鉄錯体触媒開発
3.4 鉄・ケイ素触媒による水素分子活性化・有機合成反応への応用
3.5 鉄触媒によるヒドロシラン活性化・ケイ素材料・シリコーン材料合成への応用
3.6 ケイ素材料・シリコーン材料合成を可能にする不均一系貴金属フリー触媒開発:ポリシラン担持コバルト触媒
4. 水素発生・貯蔵・運搬システム
4.1 水素発生・貯蔵・運搬システムの動向・課題
4.2 化学的水素貯蔵法としての有機ハイドライド法の概説
4.3 貴金属フリーニッケル触媒下で作動する有機ハイドライド法
4.4 新水素キャリアとしてのケイ素系水素キャリア:貴金属フリー・省エネルギー条件下で作動する化学的水素貯蔵・発生・運搬法
5. 質疑応答

