| 開催日 | 2026年1月28日(水) |
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| 開催地 | Web |
講師 IPTech弁理士法人 副所長 弁理士 加島 広基 氏
リーガルテック株式会社 取締役 COO 法務博士 平井 智之 氏
■はじめに
近年、人工知能(AI)の進化により、特許調査の手法や効率性が大きく変わりつつあります。AIを活用することで、膨大なデータから有益な情報を迅速かつ正確に抽出することが可能となり、従来の調査手法を超えた新たな可能性が広がっています。本セミナーでは、特許調査におけるAIの活用方法を紹介し、生成AIを用いた具体的な調査手法やその活用事例を詳しく解説します。また、AIを利用した特許検索サービスを提供する専門ベンダーと、生成AIに精通した知財専門家の弁理士が、現場での実践的なノウハウを共有します。
■想定される主な受講対象者
・AIを使った特許調査の効率化に関心がある特許担当者や弁理士
・AIを使った特許調査の効率化に関心がある技術者・研究者
・知財戦略におけるAI活用を検討している企業の知財部門
・特許調査における最新技術に興味があるスタートアップやベンチャー企業の経営者
・特許情報をベースとした技術トレンドの把握やアイデアのヒント探索に関心がある研究開発部門
■必要な予備知識
・特にございません。AIに関する知識がなくても参加できます。
なお、特許調査に関する基本的な知識があったほうが好ましいです。
■本セミナーに参加して修得できること
・AIを用いた特許調査の基礎的な知識と技術
・生成AIを活用した特許調査の具体的な手法
・AIを活用した特許検索サービスの実例とその利点
・実務でのAI導入における注意点やベストプラクティス
第1部 生成AIと特許調査の進化(加島)
(1)特許調査の基礎知識
・特許調査の種類と留意点
・無料データベース、有料データベース、AIを活用した特許調査ツールの比較
(2)AIの歴史と進化
・生成AIの歴史
・生成AIのプロンプトエンジニアリングガイド
(3)ChatGPTで検索式を作成するにあたっての前知識
・特許調査の流れと生成AIの活用場面
・検索式の作成のコツ
(4)ChatGPTで検索式を作成するには
・事例を用いた検索式の作成方法の紹介
第2部 AIが特許調査に及ぼす影響(平井)
(1)特許調査の重要性とAIの影響
・従来の特許調査手法とその課題
・AI技術が特許調査に与える影響と可能性
(2)AIを用いた特許調査の基礎
・AIの基礎
・AIが特許調査にどのように適用されるか
(3)AIを活用した特許検索サービスの紹介
・市場における主要なAI特許検索ツールの紹介
・それぞれのツールの特徴と利点
・現状の導入事例と成功例
・導入の際の課題と解決策
第3部 AI特許調査の注意点とこれから(平井)
(1)実際のAI特許調査ツールを使ったデモ
(2)AI特許調査の実務における注意点
・データの品質と偏り
・AIモデルの透明性と説明可能性
(3)AI導入における倫理的・法的課題
(4)AIの信頼性と限界
・精度と一貫性、文脈理解の限界
・創造的思考について
(5)今後の展望と技術動向
・AI技術の進化と特許調査の未来
・AIが特許戦略に与える長期的な影響
・技術トレンドの把握とAIの役割

