| 開催日 | 2026年1月27日(火) |
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| 開催地 | Web |
講師 学校法人 明治大学 総合数理学部 教授 博士(理学) 福地 健太郎 氏
■はじめに
日々の連絡から報告書、学術論文に至るまで、文章を書く技術は業務の様々な場面で必要とされるため、企業人は単にそれを身に着ければよいというものではなく、いずれそれを部下に指導する状況に直面することとなる。
本講座は、文書の規模に応じた文章の書き方の基本をあらためて学び、さらにそれを簡潔な言葉や図で同僚や部下に伝えるための技術を合わせて身につけることで、職場における文章を通じたコミュニケーションの質の向上を目的とする。
■想定される主な受講対象者
しっかりした説明文・技術文書・論文を執筆する技術を得たい方。またその技術を部下に指導する必要を感じている方。
1.伝わる文章の基本
1-1.まずは短文の訓練から
1-2.箇条書きの基本
1-3.事実と主張の区別
1-4.情報不足の解消
1-5.業務日誌のつけ方
2.文章構成法
2-1.驚き最小原則
2-2.「つなぎ」が主張を明確にする
2-3.基本は「導入・本論・展開」の三部構成
2-4.箇条書き活用法
2-5.パラグラフ・ライティング
2-6.技術文書は「IMR」
3.大規模な文章の書き方
3-1.理工系論文の書き方
3-2.論文概要の書き方
3-3.修士論文・博士論文の書き方
4.ライティングの実技
4-1.何度も書く
4-2.主語と述語についての心得
4-3.曖昧な表現を避ける
4-4.修飾語と被修飾語の関係
5. 生成AIの活用
5-1.生成AIによる文章生成の仕組み
5-2.生成AIの問題点とその対処
5-3.AIへの情報伝達
5-4.文章構成法をAIに指示する
5-5.箇条書きからの文章生成
5-6.AI翻訳の活用

