開催日 | 2025年12月12日(金) |
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開催地 | Web |
★現在ブームが起きている陸上養殖市場を取り巻く環境と水産業を取り巻く課題、その先行事例として北海道の漁村との共創で取り組んだ「陸上養殖DX」の事例をご紹介させて頂きます。
■セミナーテーマ
フィッシュテック入門
~フィッシュテックの基礎とウニ陸上養殖新産業による地方創生の実現に向けた事例を踏まえて~
■講師
富士通(株) グローバルコンサルティングビジネスグループ MBA(経営学修士)小葉松 知行 氏
*水産庁スマート水産業現場実装委員、デジタル庁デジタル推進員
(株) キットブルー 代表取締役 大塚 英治 氏
*東海大学非常勤講師、株式会社沿海調査エンジニアリング代表取締役社長、NPO法人海に学ぶ体験活動協議会副代表理事など
(小葉松氏)
■主経歴等
2000年入社 大手携帯電話通信キャリアを担当し、携帯電話社会へのシフト・浸透に10年間尽力、次世代方式商談の単独選定獲得や、新会社設立・不採算事業の建直し計画立案など
営業~企画まで幅広い成果を出した。MBA修了後は、自らの志に沿ったキャリア形成にシフトし、日本の地域活性化・地方創生分野を開拓・深耕。水産業DXの開拓は、2011年3月の東日本大震災を起因として、東北3県の知事からの要請により開始。震災復興から、産官学連携により新会社設立、水産庁スマート水産業政策の支援と並行し、陸上養殖DXのソリューション開発と先行実証実験を推進。2019年 水産庁「明日を拓くスマート水産業研究会 漁業・養殖ワーキングチーム」委員、2022年~ 「スマート水産業 現場実装委員」として全国水産系教育機関向けにDX事例を出前授業として講演している。
■専門および得意な分野・研究
水産業DX
海洋DX
地方創生DX
(直近では、地方自治体へのDX人材の出向による地域課題の解決などの実績あり)
■本テーマ関連の公的委員及び専門学協会等での委員会活動
2019年 水産庁「明日を拓くスマート水産業研究会 漁業・養殖ワーキングチーム」委員
2022年~現在 水産庁 スマート水産業現場実装委員
2023年~現在 デジタル庁 デジタル推進員
●日時:2025年12月12日(金) 09:30—12:00 *途中、お昼休みや小休憩を挟みます。
●受講料:
【オンライン受講】:1名36,300円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき25,300円
*学校法人割引:学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認ください。
■講座のポイント
近年、大規模な陸上養殖プラントの建設・陸上養殖サーモンの上市が国内で相次いでおり、養殖魚の生産構造が大きく変わろうとしている。これらの動きや水産業全般を取り巻く世界/社会的な課題について理解を深めるとともに、先行事例として北海道の漁村と共創で取り組んだ「ウニ陸上養殖DX」実証実験の事例を紹介させて頂く。
また、併せて本スキームのキーマンである「地域商社キットブルー」の代表取締役の方にも共同登壇して頂き、地域商社の役割や期待される可能性、地域における共創の魅力や課題について、生々しく話して頂く。
■受講後、習得できること
・水産業、及び陸上養殖を取り巻く世界/社会的な課題についての理解
・陸上養殖に関する先行事例の理解
・陸上養殖におけるICT/DXの果たせる役割
・地域社会との共創のやり方/課題などに関する理解
■講演プログラム
1.
1.1 富士通株式会社のご紹介
1.2 Fishtech-陸上養殖DX-のコンセプトご紹介(過去事例)
1.3 水産業、および陸上養殖を取り巻く世界の状況
1.4 陸上養殖の主要プレイヤーとその動向
1.5 北海道神恵内村における「ウニ陸上養殖DX実証事例」のご紹介(過去事例)
2.
2.1 地域商社キットブルーのご紹介
2.2 地域における地域商社の果たす役割
2.3 地域商社から見た陸上養殖ビジネスの可能性
(質疑応答)