株式会社情報機構

プラント設備の装置材料技術別!材料損傷・劣化現象の基礎・メカニズムとリスクベースの腐食制御・防止策

2024/06/25

開催日 2024年9月17日(火)
開催地 Web

☆本講座では, 以下のようなポイントを軸に徹底解説いたします!
・腐食のメカニズム(湿食や乾食の原理/形態/損傷例, 腐食の電気化学)
・各種材料(炭素鋼/鋳鉄/チタン/その他非鉄金属等)の腐食特性
・腐食に及ぼす影響因子(大気中/淡水中/海水中/土壌中)
・腐食管理と防食対策(試験方法/計測方法/各種防食法/モニタリングetc)
・腐食や防食事例の各種検討
☆プラントエンジニア, 装置技術者, 溶接技術者等々, 幅広いご担当者様にオススメ!

【テーマ名】
プラント設備の装置材料技術別に学ぶ!
材料損傷・劣化現象の基礎・メカニズムとリスクベースの腐食制御・防止策
~各種材料の腐食特性・環境因子等を踏まえて、豊富な事例と共に解決方法を導き出す~


【講師】
元九州工業大学
大学院生命体工学研究科・特任教授
博士(工学)
中野光一 氏

【学歴】
・早稲田大学理工学部卒業
・佐賀大学大学院 博士課程 修了 博士(工学)

【職歴】
・イラン国へ派遣 
(スーパーバイザー, IJPC, 回転機器の破損調査)
・クゥエート国へ派遣
(スーパーバイザー, 造水プラント建設における品質管理、溶接施工管理、土木施工管理)
・九州工業大学大学院(特任教授)

【専門および得意な分野・研究】
・ステンレス鋼溶接止端部の大気暴露による発錆とその対策
・ステンレス鋼の微生物腐食の事例解析と再現試験の課題
・ダム貯水におけるSUS304溶接部の生物皮膜付着と微生物腐食
・チタンクラッド鋼製蒸留塔腐食損傷部の補修溶接と再発防止対策の検討
・高窒素ステンレス鋼とその溶融部の硬さおよび耐食性評価
・高窒素ステンレス鋼スポット溶接部の耐食性に関する研究

【関連する所有資格】
・特定化学物質取扱作業主任者
・有機溶剤取扱作業主任者
・危険物取扱者(甲種)
・ボイラー技士2級
・高圧ガス製造保安責任者免状(乙種化学)
・高圧ガス製造保安責任者免状(乙種機械)
・一級建築施工管理技士
・一級管工事施工管理技士
・監理技術者
・溶接技術者資格認定証特別級
・International Welding Engineer(IIW–J–ANB)
・技術士第一次試験合格(金属部門) 他

【本テーマ関連学協会での活動】
・元 西日本腐食防食研究会,(一社)表面技術協会,(公社)腐食防食学会 会員
・元 化学工学会支部幹事
・元 日本材料学会支部長
・溶接学会 教育委員会委員
・元 県技術アドバイザー 他

【日時(オンライン配信)】
9月17日(火) 13:00-17:00

【受講料】
●見逃し視聴なし:1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
 *1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円

●見逃し視聴あり:1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
 *1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円

※詳細な内容やお申込み要領等は、下段「セミナーホームページを見る」をご参照ください。

【セミナーの内容】
■講座のポイント
 我が国における1年間の腐食に起因する損失額はGNP(国民総生産)の2%にも達するといわれており,各種プラント設備における腐食に関するトラブルは避けて通ることができない社会問題である.そして,腐食対策はメンテナンスへ比重を移したことが窺えるとして,インフラや製造設備の高経年化とそのメンテナンスの重要性が示されてきている.
 そこで,本セミナーでは,プラントエンジニアのみならず装置技術者や溶接技術者にとっても知っておくべき腐食・防食の概要として,腐食のメカニズム,各種材料の腐食特性,腐食に及ぼす影響因子,腐食管理,防食対策等について概説するとともに,各種プラント設備における腐食事例とその対策の検討内容についても紹介する予定である.

■受講後、習得できること
・なぜ腐食が起きるのかという腐食のメカニズムを理解できる
・各種材料によってことなる腐食の特性について知ることができる。
・腐食に及ぼす影響因子にはどのようなものがあるかを理解できる。
・腐食試験方法、腐食の計測方法、腐食・防食関連団体について知ることができる。
・種々の防食対策やモニタリング技術について知ることができる

■本テーマ関連法規・ガイドライン
・金属材料の各種腐食試験方法(JIS規格)
・金属材料の各種腐食試験方法(海外規格)
・非鉄金属材料の各種腐食試験方法(学・協会基準)
なども紹介している。

■講演中のキーワード
・腐食のメカニズム
・各種材料の腐食特性
・腐食に及ぼす影響因子
・腐食管理
・防食対策

■プログラム項目
1. はじめに

2. 腐食のメカニズム
 2.1 湿食の原理/形態/損傷例
 2.2 乾食の原理/形態/損傷例
 2.3 腐食の電気化学的意味

3. 各種材料の腐食特性
 3.1 炭素鋼の腐食特性
 3.2 鋳鉄の腐食特性
 3.3 チタンおよびその他の非鉄金属等の腐食特性

4. 腐食に及ぼす影響因子
 4.1 大気中の腐食
 4.2 淡水中の腐食
 4.3 海水中の腐食
 4.4 土壌中の腐食

5. 腐食管理
 5.1 腐食試験方法
 5.2 腐食程度の表示法
 5.3 腐食の計測方法
 5.4 腐食・防食関連団体

6. 防食対策
 6.1 各種防食法
 6.2 腐食のモニタリング

7. 各種プラント設備における腐食・防食検討事例

8. おわりに

9. 質疑応答

企業情報

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  • TEL03-5740-8755 / FAX 03-5740-8766
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