| 開催日 | 2026年7月15日(水) |
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| 開催地 | Web |
【開催日時】
2026年07月15日(水) 12:30~16:30
【講師】
有限会社久光工房 チーフ エグゼクティブ アドバイザー 松尾 真樹 氏
【専門】
界面化学、化粧品製剤学
【略歴】
・株式会社クラブコスメチックス(1999年4月~2005年4月)
・株式会社ファンケル(2005年4月~2008年5月)
・株式会社マンダ厶(2008年5月~2019年4月)
・化粧品原料会社(2019年4月~現在)
・化粧品会社技術顧問(2023年6月~現在)
・有限会社久光工房(2023年10月~現在)
【価格】
非会員: 49,500円 (本体価格:45,000円) 会員: 46,200円 (本体価格:42,000円)
会員(案内)登録していただいた場合、通常1名様申込で49,500円(税込)から
・1名で申込の場合、46,200円(税込)へ割引になります。
・2名同時申込で両名とも会員登録をしていただいた場合、計49,500円(2人目無料)です。
【受講対象・レベル】
・化粧品メーカー、OEMメーカーの研究開発・処方設計担当者
・スキンケア製品の処方開発を担当する若手~中堅技術者
・原料メーカーの学術担当者、営業技術担当者
・化粧品開発の基礎を体系的に学び直したい技術者、教育担当者
【習得できる知識】
〇 界面活性剤の種類、構造、cmc、曇点などの基礎を理解し、処方設計に応用するための界面化学の考え方
〇 電解質、多価アルコール、油剤などが可溶化系・乳化系製剤に与える影響と、そのメカニズムの理解
〇 防腐剤の不活化や油相への分配など、処方開発で問題となりやすい製剤現象を界面化学的に読み解く視点
〇 洗浄剤、クレンジング、水系製剤、乳化製剤(乳液・クリーム)など基礎化粧品の代表的な処方骨格と設計のポイント
〇 全成分表示から処方構造や処方設計の意図を読み解くための実践的な視点
〇 界面化学の知識を処方設計に結びつけ、安定性と機能性を考慮した効率的な処方設計の考え方
【趣旨】
界面活性剤の特性を界面化学的見地から理解することで、スピーディーかつ効率的な処方設計が可能となります。
近年、化粧品業界では開発期間の短縮や市場投入スピードの向上が求められている一方、人材不足や人材育成の難しさにより、処方設計に必要な知識や技術の伝承が十分に行われていないという課題も指摘されています。
そのため、安定性と機能性を両立した新規処方を効率的に開発するためには、「処方設計の考え方」を体系的に理解することが重要になっています。
そこで本講演では、日々の業務に追われ、処方開発中に直面する技術課題を理論的に整理する時間を確保しにくい処方開発者の方々を対象に、処方設計の現場で役立つ界面化学の考え方を基礎から解説します。界面活性剤の種類と特徴、cmc、曇点現象、電解質や多価アルコールが製剤に与える影響、防腐剤や油剤の挙動などを界面化学的に整理し、それらをどのように処方設計へ結びつけて考えるのかを解説します。
さらに、洗浄剤やクレンジング、水系製剤、乳化製剤などの具体的な処方設計例を通して、全成分の読み解き方や処方骨格、原料選定の考え方を紹介し、日々の処方開発業務に直結する実践的な知識を提供します。
【プログラム】
1 基礎化粧品の組み立て概念
2 界面活性剤の種類と特徴
2-1 界面活性剤の特徴と種類
2-2 アニオン界面活性剤(石ケン)
2-3 アニオン界面活性剤(硫酸・スルホン酸系)
2-4 アニオン界面活性剤(アミノ酸系界面活性剤)
2-5 両性界面活性剤の種類と使い分け方
3 化粧品処方開発業務に直結する界面活性剤のはなし
3-1 cmcとは?
- cmcと界面活性剤の構造との関係
3-2 曇点現象が製剤に与える影響について
- 曇点現象とは?
- 曇点現象が起こるメカニズム
- 曇点現象の深掘り(化粧品の処方開発視点)
- 曇点を考慮した処方設計はなぜ必要?
3-3 電解質が製剤に与える影響について (界面化学的に解説)
- 何が起こるか?(曇点視点)
- 可溶化系に及ぼす影響
- 乳化系に及ぼす影響
3-4 多価アルコールが製剤に与える影響について (界面化学的に解説)
- 可溶化・乳化系に及ぼす影響(メカニズム解説)
- 対処方法
3-5 防腐剤の不活化
- 構造による耐塩性の違い
- 水和層の役割
3-6 多価アルコールの影響について
- 作用部位の違い(メカニズム)
- 製剤への影響とその対処方法
3-7 防腐剤への影響について
- 防腐力を高めるテクニック
- 構造による防腐力に及ぼす影響の違い(不活化メカニズム)
3-8 油剤の影響について(油相への分配)
- メカニズム
- 乳化製剤へ与える影響
- ミセル製剤へ与える影響
4 洗浄剤の処方設計の基礎
4-1 速泡性のメカニズムと適した界面活性剤
4-2 増粘メカニズム
4-3 電解質の効果
4-4 両性界面活性剤の効果
4-5 ノニオン界面活性剤の効果
4-6 アミノ酸系洗浄剤の注意点
- pHに注意しよう
- アミノ酸系界面活性剤の選定基準
- 全成分を読み解こう
- 処方設計をしてみよう
5 水系クレンジングの処方設計の基礎
5-1 全成分を読み解こう
5-2 クレンジングメカニズム
5-3 クレンジング力と安定性との関係
5-4 安定性を向上させるテクニック
5-5 界面活性剤の選定基準
5-6 クレンジングローションの処方骨格
5-7 クレンジングジェルの処方骨格
6 クレンジングオイルの処方設計の基礎
6-1 全成分を読み解こう
6-2 油剤の選定基準
6-3 界面活性剤の選定基準
6-4 安定性を向上させるテクニック
6-5 クレンジンオイルの処方骨格
7 可溶化製剤の処方設計の基礎
7-1 可溶化とは?
7-2 可溶化に適した界面活性剤とは
7-3 注意点
8 化粧水の処方設計の基礎
8-1 化粧水とは
8-2 化粧水の基本骨格
8-3 全成分を読み解こう
8-4 化粧水の処方設計をしよう
9 乳化製剤(O/W)の処方設計の基礎
9-1 乳化とは
9-2 最適な界面活性剤とは
9-3 最適な界面活性剤の選び方
9-4 乳化製剤に活用されるα‐ゲルについて
- α-ゲルとは?活用方法について
- 使用感とα-ゲルの関係
- 注意すべき点
- α-ゲル?ラメラ液晶?どっち?
- 低温安定性
9-5 全成分を読み解こう(乳液編)
- 全成分を読み解こう
- 乳液の処方設計をしよう
9-6 全成分を読み解こう(クリーム編)
- 全成分を読み解こう
- クリームの処方設計をしよう

