説明 免疫チェックポイント経路は、がん研究の焦点になっています。PD-L1は、チェックポイントタンパク質の中で最も代表的です。PD-1とリガンドPD-L1/PD-L2の結合によって、T細胞の活性化が抑制され、癌細胞が体の免疫監視から逃れります。このように、PD-1経路を中和することで、免疫系を活性化にできます。
近年、抗PD-1薬がたくさん開発されており、最近の臨床試験において大きなポテンシャルを示しています。 黒色腫、腎細胞癌、非小細胞肺癌(NSCLC)、または血液癌の患者の治療に役に立っています。
ACROBiosystemsは、PD-1関連製品を提供しております。
PD-1経路ターゲット
ビオチン化PD-1経路タンパク質
ELISAは、タンパク質間相互作用を特徴づけるために使用されるアッセイ技術です。 化合物ライブラリの初期ハイスループットスクリーニング(HTS)でよく使用されます。 ACROBiosystemsは、様々なプレビオチン化PD-1経路タンパク質を開発しております。 ビオチン化タンパク質は、ELISAアッセイでの捕捉と検出の双方向の抗体として利用できます。さらに、通常の抗体より高い特異性と検出感度を示しています。
PD-1 [ビオチン]:PD-L1阻害剤スクリーニングキット(製品番号EP-101)も開発されています。このアッセイでは、固定化したヒトPD-L1と自社開発のビオチン化PD-1タンパク質との結合を測定する、比色ELISAプラットフォームを使用しています。本製品は、PD-1とPD-L1阻害剤の迅速かつハイスループットなスクリーニングに適しています。
FAC Sorting
ビオチン化タンパク質をフルオロフォアタグ付きSAと一緒に使用して、特定の表面マーカーを発現する細胞を検出/分離することができます。 「ANTI-PD-1抗体とその使用方法」という米国特許(米国特許20160159905)で、著者(ファイザー社)はACROBiosystemsのビオチン化PD-L1(製品番号PD1-H82F3)とビオチン化PD-L2(製品番号PD2-H82F6)を使用し、PD-1発現細胞に対する結合アッセイで候補抗体と競合します。 このアッセイによって、抗体の結合活性が測定されます。
バイオパニング
バイオパニングは抗体開発のアプローチとして注目されています。 AviTagTMビオチン化タンパク質はSAコーティングされた磁気ビーズ/表面でバイオパニングに使用できます。 コーティング密度が高く、抗原提示が均一であるため、ビオチン化されていないタンパク質や化学的にビオチン化されたタンパク質より優れていると考えられています。
Fcタグで、偽陽性になる可能性があるため、これらの実験には利用できません。 私たちは、Hisタグのみを使用するAviTagTMPD-1経路タンパク質を開発しました。 バイオパニング用にも特に適しています。
セルベースアッセイで確認されたタンパク質
プロの製薬会社サプライヤーとして、弊社は標的タンパク質の活性を検証するためのセルベースアッセイプラットフォームを築き、薬物スクリーニングのために、セルベース試験のデータサポートを提供しております。
当社では、自社で製造したヒトPD-1過剰発現293細胞を用いたフローサイトメトリーアッセイとセルベースELISAを行い、PD-L1(製品番号 PD1-H5258)とPD-L2(製品番号 PD2-H5251)がPD-1に結合することを確認しました。
検証データは下記のリンクよりご確認いただけます。
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