アゴニスト標的タンパク質

免疫療法開発を加速させます。

2023/06/29

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背景 ノーベル賞受賞しているDr. James P. AllisonとDr. Tasuku Honjoの研究で同定された免疫チェックポイントタンパク質は、免疫系の重要な制御因子であることが確認されました。しかし、現在承認されている薬剤はチェックポイント阻害剤のみです。 つまり、免疫系に負の調節を行う薬剤です。一方で、免疫反応が不十分な場合はどんなことが起こるでしょうか。 アゴニストとは、チェックポイント刺激分子と呼ばれ、免疫反応の引き金となる分子で、負のシグナルとして反応を阻害するのではなく、免疫反応を最大化するためのシグナルです。つまり、複数の共刺激を利用して T 細胞を活性化にします。 例えば、B7-CD28 シグナル伝達は、T 細胞の活性化とサイトカイン放出に寄与する主要な共刺激シグナル伝達カスケードです。 4-1BB、OX40、グルココルチコイド誘発性腫瘍壊死因子 (TNF) 受容体 (GITR) および TNF スーパーファミリーの他の受容体は、TCR シグナル伝達と相乗作用して T 細胞の応答と生存を強化します。そのため、腫瘍壊死因子スーパーファミリー(TNF-SF)やB7ファミリーの共刺激受容体のアゴニストは、免疫調節ツールボックスを拡大する有望な選択肢として期待されます。 ACROBiosystemsは、TNFSFやB7-CD28ファミリーの免疫共刺激分子をターゲットに、タンパク質、過剰発現細胞株、阻害剤スクリーニングキットなどの製品を開発しています。  すべての製品は、抗体の調製、初期スクリーニング、製造、品質管理から検証されており、アゴニスト免疫療法の開発に最適な試薬とツールとして提供しております。

特長:


構造が正確的で高純度であり、SEC-MALS によって検証されています。
 
複数のテクノロジープラットフォームを通じて、受容体または抗体に対する結合活性は検証済みです。
 
異種間の研究には、ヒト、マウス、ラット、カニクイザルなど、さまざまな種のラベルとタグが利用可能です。
 
研究に役立つツール:

4-1BB、OX40などの安定した細胞株が利用可能です
 
CD27などの阻害剤スクリーニングキットも提供しております。
 
注目の製品:

TNFSF trimer
TNFSF trimer
B7-CD28ファミリー
B7-CD28 family
 
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