プロセスラマン Process Raman

ラマンプローブを用いることでリアルタイムに反応状態や混合均一性のモニタリングができます

2021/08/17

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製剤原料の物性は臨床効果や製剤の作用に大きな影響を与えます。そのため、最適な製剤を設計する上で、結晶化度、結晶相、溶解度による影響を初期段階で把握することは非常に重要です。
とくに分子構造と分子組成に対する高い識別能力を有するラマン分光法は、薬剤プロセスをモニタリングする上での理想的なツールとなります。
プロセスラマンシステムは、ラマンプローブを反応槽へ取り付けることで、重合反応プロセスなどのリアルタイムモニタリングが可能になりました。 また、分析室に光源・分光器を設置し、ファイバー接続で反応槽に導入するため、集中管理室など遠隔でデータを管理できます。 反応槽への浸漬プローブや、分析窓越しの測定など測定対象に合わせたプローブ設計が可能です。

特長
・赤外吸収や近赤外分光法では致命的な障害となる水の影響が問題とならず、含水試料を測定できる
・最大4本までファイバー入力を増やした測定が可能、微量成分の検出も可能
・ラマンのスペクトルは特徴的であり、水分量・粒子径・粒子密度の変化による影響も少ないことからNIRより解析が容易

プロセスラマン Process Raman 仕様
入力:ファイバー(SMAコネクター)(オプションにて最大4本までファイバー入力を増やすことができます)
レーザ:アプリケーションに応じて必要なレーザー波長・パワーをご提案いたします。
ソフト:システムのコントロール、データ取り込み、データの編集作業のためのLabSpec6ソフトウェア




 

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