株式会社情報機構

ウェブハンドリング技術の基礎知識と不具合対策およびAIとの融合

2026/11/05

開催日 2027年1月20日(水)
開催地 Web

☆フィルム・紙・不織布・金属泊等の製造・搬送過程における、
 巻き締り・スリップ・ゲージバン等の不具合・品質トラブル対策の最前線!
☆本講座では、最新動向やDX・AI活用といった話題を含めて、
 不具合の未然防止に必要な勘所を基礎から丁寧に解説いたします!

【テーマ名】
ウェブハンドリング技術の基礎知識の獲得と不具合対策、およびAIとの融合について

【講師】
株式会社SUNAMI 代表取締役
東海大学 工学部 機械システム工学科 元准教授
博士(工学)
砂見 雄太 氏

【学歴】
2013年 東海大学大学院 総合理工学研究科 総合理工学専攻 修了

【職歴】
2013年度~2025年度 東海大学 工学部 機械工学科、機械システム工学科 教員
2020年~ 株式会社SUNAMI 代表取締役
現在に至る

【専門および得意な分野・研究】
・ウェブハンドリング
・バイオミメティクス

【本テーマに関連する主な委員会・学会での活動】
2013年4月~ 日本機械学会 情報・知能・精密部門 柔軟媒体ハンドリング技術及び応用プロセスに関する調査研究分科会 幹事
2014年4月~ 文部科学省 科学技術・学術政策研究所 科学技術動向研究センター 専門調査員
2016年4月~ 日本機械学会 情報・知能 精密機器部門 編集委員
2017年4月~ 日本トライボロジー学会 編集・出版委員会 委員
2021年4月~ 日本設計工学会 編集委員会 委員
2021年4月~ ウェブハンドリング技術研究会 会長
2021年6月~ 日本機械学会 プリンタブル・ウェアラブルデバイスの基礎技術とその応用に関する研究分科会 主査
2021年9月~ 日本トライボロジー学会 第66期技術賞選考委員会 委員
2022年10月~ 日本トライボロジー学会 第67期技術賞選考委員会 委員

【開催日時(オンライン配信)】
2027年1月20日(水) 10:30-16:30

【受講料】
●オンライン受講(見逃し視聴なし):1名50,600円(税込(消費税10%)、資料付)
 *1社2名以上同時申込の場合、1名につき39,600円

●オンライン受講(見逃し視聴あり):1名56,100円(税込(消費税10%)、資料付)
 *1社2名以上同時申込の場合、1名につき45,100円

※詳細な内容やお申込み要領等は、下段「セミナーホームページを見る」をご参照ください。

【セミナーの内容】
■講座のポイント
 フィルム、紙、不織布、金属泊などのウェブを製造する過程において、搬送時には折れしわやスリップ、巻取り時には巻き締り、スリップ、ゲージバンドなどの予期せぬ不具合が生じることが多々あると思います。これを防止する手法としては、経験と勘を基に製造条件を試行錯誤的に検討していると耳にすることが多くあります。これらの不具合は製品の品質と直結することであり、不具合防止は極めて重要な課題です。
 本セミナーでは、上記不具合の原因・対策案について学問的な立場からアプローチして、不具合の未然の防止を図る知識を養うことを目的としています。本セミナーを受講したからといって全ての問題を解決することができるとは限りませんが、解決の糸口を見つけることができるでしょう。

■受講後、習得できること
・ウェブの基礎的な力学的性質について理解できる
・ウェブの不具合メカニズムについて理解できる
・ウェブの不具合の防止法について理解できる
・AIとの融合についてヒントを得ることができる

■主な受講対象者様
・ウェブハンドリング技術の業務にたずさわって1~3年の若手技術者や新人~中堅の方
※記載以外の担当者様のご参加も大歓迎です。

■講演中のキーワード
・ウェブハンドリング
・不具合
・搬送、巻取り
・AI
・トラブル改善

■プログラム項目
1.はじめに ~ウェブハンドリングの全貌と最新トレンド~
 1-1. ウェブとウェブハンドリング技術の定義・全体像
 1-2. ウェブハンドリング技術の歴史的変遷と技術的ブレークスルー
 1-3. 現場トラブルを防ぐ!ウェブハンドリング技術の要点
 1-4. 学術研究から見る技術発展の潮流
 1-5. 【最新動向】二次電池(LiB)・ディスプレイ・機能性薄膜における極薄化・高速化の課題と最前線

2.ウェブの力学的性質 ~搬送・巻取りトラブルを科学的に解き明かす~
 2-1. なぜ「ウェブの力学特性」の理解が欠かせないのか?
 2-2. 搬送・巻取りプロセスの基礎力学
 2-3. ウェブに作用する応力・ひずみと変形メカニズム
 2-4. フックの法則の適用と限界
 2-5. ウェブの弾性特性
 2-6. 座屈(バックリング)現象の発生条件
 2-7. 「折れしわ」発生のメカニズムと応力集中
 2-8. スリップ(滑り)が発生する物理的要因

3.ウェブハンドリングとトライボロジーの関わりについて
 3-1. 搬送・巻取りプロセスにおけるトライボロジー(摩擦・摩耗・潤滑)の重要性
 3-2. 摩擦力・摩擦係数の基本則と動的変化
 3-3. 信頼性の高い摩擦係数測定ノウハウ
 3-4. 真実接触面積(Real Contact Area)の測定手法と摩擦係数との相関
 3-5. 環境要因(湿度・温度)および表面粗さ(Roughness)が摩擦係数に与える影響
 3-6. オイラーのベルト公式の応用と限界
 3-7. 固体の接触メカニズム
 3-8. 安定搬送のための「摩擦係数コントロール」手法
 3-9. マクロスリップの発生条件の把握と回避策
 3-10. トラフ(縦筋・波打ち)および折れしわの根本的抑止策
 3-11. 各種特殊ローラの導入効果と使い分け
   ・コンケイブローラ(凹型)の拡幅メカニズム
   ・マイクログルーブローラ(溝付き)の空気膜排除設計指針
   ・エキスパンダーローラ・テープローラのしわ抑止効果
   ・非接触(エアーベアリング・浮上搬送)技術の活用と注意点
 3-12. 【DX・AIの活用】画像解析×AI融合による高精度搬送

4.巻取り問題の改善と品質保証について
 4-1. 各種巻取り方式(中心駆動・表面駆動・併用)の特徴
 4-2. 巻取りロール内部の応力分布(周方向応力・径方向応力)と品質欠陥
 4-3. 巻取り理論の原点:アルトマン(Altmann)モデル
 4-4. 巻取体特有の異方性ヤング率(E_r,E_t)の取り扱い
 4-5. 【実践】Hakielの巻取り理論とその計算手法
 4-6. 空気流入(Air Entrapment)が巻品質に及ぼす致命的影響
 4-7. ニップローラによる空気流入の抑止効果と締め付け効果
 4-8. 菊シワ・テレスコープ・ゲージバンド・ブロッキングを防ぐ「巻取り張力(テーパーテンションも含む)」の最適設計
 4-9. 熱収縮・環境変化を考慮した温度影響モデル
 4-10. Web厚みムラ・幅変動が存在する場合の巻取り対策
 4-11.(株)SUNAMIの巻取りロール内部応力解析ソフトウェア「WIND MASTER」の紹介
 4-12. ロール内部応力測定の具体手法(圧力センサー・破壊・非破壊測定)と失敗しないノウハウ

5.将来のウェブハンドリング技術について

6.フリーディスカッション・質疑応答
 受講者の個別課題・現場トラブルに対するQ&A

企業情報

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