株式会社情報機構

PPWRの有害物質規制に対応する金属・PFAS分析の基礎・要件と実務 ~規制概要から分析事例・留意点まで~

2026/09/10

開催日 2026年11月20日(金)
開催地 Web

★PPWR適合のため、PFASやカドミウム、鉛、水銀、六価クロムなど規制対象物質の更に厳密な対応が必要に。
 「不使用」「不含有」証明のための測定分析方法やデータの信頼性要件・妥当性根拠について解説します。


PPWRの有害物質規制に対応する金属・PFAS分析の基礎・要件と実務
~規制概要から分析事例・留意点まで~


<講師>
株式会社東海テクノ 経営支援室 室長 博士(学術)  小笠原 英城 氏

<日時>
2026年11月20日(金) 13:00-17:00

<形態>
Zoomオンラインセミナー:見逃し視聴あり

<受講料>
【オンライン受講(見逃し視聴なし)】
:1名 46,200円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき35,200円

【オンライン受講(見逃し視聴あり)】
:1名 51,700円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき40,700円

※受講料やセミナー申し込み~開催までの流れなど、詳細については、弊社HPのセミナーページを必ずご確認ください。

<セミナーポイント>
EUにおいて、包装・包装廃棄物規則(PPWR:Packaging and Packaging Waste Regulation)が採択され、今後EU市場に投入される包装製品には、国ごとの差のない統一した要求事項が適用されることになります。包装・包装廃棄物に関する要求事項は多岐にわたり、今後段階的に適用される予定です。特に有害物質に関する規制については、2026年8月より適用が開始されることから、企業において具体的な対応が求められています。
こうした中、PPWRへの対応において実務上の課題となるのが、単に規制対象物質を「測定」し「不使用」「不含有」を宣言するだけではなく、
・規制対象物質をどのような方法で分析するか
・得られた分析結果を、どのような根拠に基づいて妥当性のあるデータとして示すか
といった、分析方法の選択やデータの信頼性確保に関する対応です。PPWR下では市場監視当局からエビデンス提示を求められる可能性があり、分析結果は単なる確認資料ではなく「技術文書を構成する客観的根拠」として位置付けられることから、データの信頼性も重要となってきます。
 本セミナーでは、PPWRにおける容器に対する要求事項について概要を紹介したうえで、2026年8月より適用される有害物質規制のうち、重金属およびPFASを対象として分析方法と実務上の留意点について解説します。
具体的には、試料前処理、測定手法の選定、マトリックスの影響、定量下限の考え方など、実務の分析において注意すべきポイントを整理します。さらに、規制対応として求められるデータの信頼性確保とその要件について、受託分析会社ならではの分析事例も交えながら紹介します。
 PPWRの有害物質規制に対応する適切な分析方法や妥当性のあるデータとはどのようなものか、基礎から理解できる構成となっております。

○受講対象:
 ・PPWRの概要および規制対象物質について知りたい方
 ・重金属やPFASの分析に携わっている方・これから分析を立ち上げようとする方・PFASの最近の動向とそれに関する分析方法を知りたい方

○受講後、習得できること:
 ・PPWRの規制対象物質の分析方法および求められるデータ信頼性について
 ・金属類に関する前処理方法及び機器分析(吸光光度法、原子吸光法、ICP質量分析法)法およびその留意点
 ・PFASに関する前処理方法及び分析方法の選択・各種分析機器(クロマトグラフィー)の特徴・分析方法の特徴及び比較・分析における留意点

<講演プログラム>
1.PPWRの概要
 1)PPWRとは
  a) PPWR制定の背景
  b) 包装・包装廃棄物をめぐるEUの課題
  c) PPWRの目的と基本的な考え方
 2)PPWRにおける包装製品への要求事項
  a) 包装の削減・再使用に関する要求
  b) 包装のリサイクル可能性に関する要求
  c) 再生材の使用に関する要求
  d) 有害物質の制限
  e) その他の主な要求事項

2.有害物質制限(PPWRにおける位置づけ)
 1)有害物質の制限
  a) 重金属
  b) PFAS

3.規制対象物質
 1)規制対象の金属類
  a) カドミウム(Cd)、鉛(Pb)
  b) 水銀(Hg)
  c) 六価クロム(Cr)
 2)PFASに関する規制
  a) 個別PFAS(対象物質の考え方)
  b) PFAS総量(Total PFASの考え方)
  c) 総フッ素量(全フッ素の考え方)

4.分析方法(前処理)
 1)カドミウム、鉛
  a) 酸分解法(硝酸分解、マイクロウェーブ分解など)
  b) 包装材料ごとの前処理の違い(樹脂・紙・金属)
  c) 前処理方法の留意点
 2)水銀
  a) 前処理方法(マイクロウェーブ分解など)
  b) 揮発損失防止など留意点
 3)六価クロム
  a) 抽出方法
  b) 試料の種類と前処理方法の選択および留意点
 4)PFAS
  a) 個別PFASおよびPFAS総量の前処理方法
  b) 総フッ素量の前処理方法
  c) PFAS前処理時のコンタミネーション対策

5.分析方法(機器分析および分析事例)
 1)カドミウム、鉛
  a) ICP質量分析法の特徴
  b) 干渉とその対策
  c) 分析事例
 2)水銀
  a) 原子吸光法の概要
  b) 分析事例
 3)六価クロム
  a) 吸光光度法(ジフェニルカルバジド法)の概要
  b) 分析事例
 4)PFAS
  a) 高速液体クロマトグラフ-タンデム型質量分析法の概要
  b) イオンクロマトグラフ法の概要
  c) コンタミネーションの対応
  d) 分析事例

6.求められるデータ信頼性の要件とその確保
 1)分析結果の信頼性を確保するための考え方
 2)認証標準物質を用いた精度管理
  a)認証標準物質の選択
  b)測定結果の評価
  c)実際の管理事例
 3)分析精度の管理
  a)検量線の管理
  b)ブランクの管理
  c)添加回収試験
  d)繰返し測定・再現性の確認
  e)定量下限の確認

  <質疑応答>
 

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