株式会社情報機構

マイクロリアクターによる連続フロー合成技術とその有用性と課題

2026/09/10

開催日 2026年11月24日(火)
開催地 東京都

★管路の圧損や閉塞、スケールアップなど実務上の問題点解決方法から、
 合成・重合反応、光触媒反応、脂質ナノ粒子(LNP)・量子ドット等微粒子生産における精密制御など、様々な実用化事例を解説します!


マイクロリアクターによる連続フロー合成技術とその有用性と課題
~生産実用化のデバイスと医薬・電子・ファインケミカル分野の事例紹介~


<講師>
N&Y技術士事務所 代表技術士 工学博士  米田 則行 氏

<日時>
2026年11月24日(火) 13:00-16:30

<形態>
Zoomオンラインセミナー・会場受講選択制

<会場(会場受講お申し込みの方)>
[東京・大井町]きゅりあん 5階第1講習室 

<受講料(オンライン・会場同額)>
【オンラインまたは会場受講(見逃し視聴なし)】
:1名 45,100円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき34,100円

【オンラインまたは会場受講(見逃し視聴あり)】
:1名 50,600円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき39,600円

※受講料やセミナー申し込み~開催までの流れなど、詳細については、弊社HPのセミナーページを必ずご確認ください。

<セミナーポイント>
 1990年代から研究開発が開始されたフロー式マイクロリアクターはバッチ式タンク反応器では実現できない精密な温度・混合・滞在時間の制御によって、その利点を生かせる大きな発熱反応における高い収率や均一分子量および微粒子の物性を実現可能とした。
 近年では医薬・電子・ファインケミカルの1分野を担っている。
 本セミナーはマイクロリアクターの基本原理から、実用化に必要となるデバイス、閉塞などの問題点の解決を解説したうえで、有機金属試薬を用いる合成反応における実例、ワクチンにおけるLNPや有機ELにおける量子ドット製造への実例について紹介するものである。

○受講対象:
 医薬品、化粧品、ファインケミカル、電子材料の製造および研究開発、エンジニアリング、設備技術、生産技術に携わる皆様

○受講後、習得できること:
 ・マイクロリアクターに期待できる効果と適用対象となる合成反応、重合反応、微粒子生産が包括的に理解できるようになります
 ・実績のあるデバイスメーカーを知ることができます
 ・実生産適用課題の解決方法と実用化事例が習得できます

<講演プログラム>
1.マイクロリアクターの基本技術とその有用性
 1)微小空間による高速混合
 2)比表面積増による精密温度制御
 3)厳密な滞留時間制御
 4)反応物の精密逐次導入
 5)設備小型化による設備費低減及び危険回避

2.各種の混合デバイス
 1)T/Y衝突型
  :配管+T型(富士フィルム和光、KNAUER、ノリタケ)、Plate/流路形成型(YMC,中村超硬)
 2)多層流型
  :Ehrfield, 神鋼環境ソリューション
 3)分割合流型
  :Micronit
 4)渦混合型
  :Precision Nano Systems(Cytiva), Corning
 5)機械動力型
  :AMテクノロジー、エムテクニック、テイラー渦流マイクロリアクター

3.使用可能なポンプデバイス
 1)求められる特性:精密無脈動
 2)往復式ポンプ
  :2連式、3連式―シリンジ、プランジャー、ダイヤフラム
 3)回転式ポンプ
  :ギア、スクリュー

4.マイクロリアクターの実用化課題
 1)管路の圧損および閉塞
 2)スケールアップ
 3)インラインモニタリング
 4)システム化およびユニット構成

5.有機金属試薬を用いる合成反応
  :温度・混合・滞在時間の精密制御による高い収率実現
 1)脂肪酸ケトエステルのGrignard反応
   (5m3 Tankへの3時間の試薬添加で収率:76%に対し、流通式3mmφ×1m tube:滞在時間10secで収率90%と改善)
 2)芳香族ケトアルデヒドのPhLiとの反応
   (Batch式で選択性23% → マイクロリアクターで70%)
 3)HexLi試薬を用いるスルホンアミドのキラルイミンへのマンニッヒ付加
   (Merck:アルツハイマー薬 Verubecestat 中間体製造)
 4)BuLiを用いるボロン酸の合成
   (Tank滴下で収率33% → マイクロリアクターで70–92%)
 5)LAR還元:多段CSTRで不溶固形物閉塞を解決(高砂香料)

6.重合反応
  :均一な温度・混合・滞在時間による分子量制御・均一分布
 1)BuLi開始剤によるスチレンのアニオン重合
 2)トリフルオロメタンスルホン酸開始剤によるブチルビニルエーテルのカチオン重合
  :単独重合およびブロック共重合

7.活性化源からの距離が限定される反応のマイクロリアクターによる実現
 1)電解酸化反応のマイクロリアクター実用化(住友ファーマ)
 2)光触媒反応のマイクロリアクター実用化(シオノギファーマ)

8.微粒子径の精密制御と均一粒径分布の実現
 1)脂質ナノ粒子(LNP)
  :脂質エタノール溶液と mRNA 水溶液の混合希釈による自己集合(貧溶媒析出法)(KNAUER)
 2)量子ドット
  :高温有機溶媒中への金属塩水溶液投入(貧溶媒析出法)+多段階被覆

  <質疑応答>
 

企業情報

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  • 住所東京都品川区大崎3-6-4 トキワビル3階
  • TEL03-5740-8755 / FAX 03-5740-8766
  • URLhttps://johokiko.co.jp/

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