開催日 | 2025年10月22日(水) |
---|---|
開催地 | Web |
★キャッチオール規制の実務対応と濃淡管理
★大事になることを避けるための安全保障輸出管理~具体的な事例を踏まえて~
■セミナーテーマ
外為法におけるリスト規制・キャッチオール規制の判断基準と安全保障輸出管理体制の構築~具体的な事例を踏まえて~
■講師
有森FA法律事務所 代表弁護士 東京大学法学部及び東京大学法科大学院卒業 有森 文昭 氏
■主経歴等
弁護士登録後(東京弁護士会所属)、都内法律事務所で執務を開始。都内法律事務所での執務時に、税関や経産省への対応・輸出入トラブルをはじめとした通関・貿易に関する問題等を中心に多数の案件に携わる。その中で、通関・貿易に関する問題についてより広く網羅的な知識を取得し、より高品質なリーガルサービスを提供したいと考え、通関・貿易関係の国家資格である通関士の資格を取得。
その後独立し、有森FA法律事務所を開設。輸出入に関する問題を幅広く取り扱う。
■専門および得意な分野・研究
行政対応・輸出入トラブルをはじめとした通関・貿易に関する問題を中心的に取り扱う。
■本テーマ関連の公的委員及び専門学協会等での委員会活動
国公立大学での安全保障輸出管理委員など
●日時:2025年10月22日(水) 13:00-15:30 *途中、小休憩を挟みます。
●受講料:
【オンライン受講(見逃し視聴なし)】:1名 36,300円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき25,300円
【オンライン受講(見逃し視聴あり)】:1名 41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円
*学校法人割引:学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認ください。
■講座のポイント
リスト規制やキャッチオール規制の形式的な判断基準についてはご存知の方も多いと思います。
他方で、具体的にどのようなフローで判断を行い、また、どのような記録を保存すれば安全保障輸出管理として万全であるかまでは把握できていない方も多いのではないでしょうか。
税関や経済産業省が公表している資料や具体的な事例を踏まえて、万一手続上でミスが発生した場合でも大事にせずに解決させるための安全保障輸出管理のポイントをご紹介します。
■受講後、習得できること
・リスト規制の考え方を把握し、該非判定を手順を習得する
・キャッチオール規制の考え方を把握し、取引審査の手順を習得する
・リスト規制、キャッチオール規制に抵触した具体的な事例を理解する
・大事を避けるための安全保障輸出管理のポイントを理解する
■講演プログラム
1.安全保障輸出管理の基礎
1.1 該非判定
1.2 取引審査
1.3 出荷管理
1.4 物の輸出と技術(役務)提供の区別
2.リスト規制の判断基準~該非判定の手順~
2.1 マトリクス表等の利用方法
2.2 判断が難しい場合の対応方法
3.法令の改正を踏まえたキャッチオール規制の判断基準~取引審査の手順~
3.1 用途要件
3.2 需要者要件
3.3 改正のポイント
4.リスト規制、キャッチオール規制の判断の違反事例とペナルティの実際
4.1 具体的な違反事例
4.2 違反に対するペナルティ(刑事罰や行政制裁)
5.大事を避けるための安全保障輸出管理のポイント
5.1 濃淡管理の運用
5.2 大事を避けるために重要な体制整備
6.まとめ
(質疑応答)