開催日 | 2025年8月20日(水) |
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開催地 | Web |
★海外向けのSDS情報をまとめて習得できる日本で唯一の講座です!
★全4回の受講で、海外に関するSDSの最新状況が理解できます。
★必要な回のみの受講も可能です。
★第0回の内容は、第1回~第4回の共通内容ですので、2回以上複数回申込の方は、申込した都合の良い日で受講下さい(重複受講も可)。
■セミナーテーマ
海外向けSDS(4回シリーズ)
■講師
AGC(株) 経営企画本部 サスティナビリティ推進部 プロフェッショナル
博士(工学) 技術士(環境部門、総合技術監理部門 岡部正明 氏
■著作物
有害物等との接触災害対策指針 (社)日本化学工業会(1991年)
労働者の健康障害を防止するための化学物質のリスクアセスメントマニュアル 日本規格協会(2001年)
よくわかるSDS、ラベル作成実務入門 化学工学日報社(2013年)など
<その他関連セミナー>
化学物質法規制 一覧はこちら
日時・会場・受講料
第○回 開催日 シリーズテーマ
第0回 8月20日(水)10:30-12:00 「SDSの理解と作成」
第1回 8月20日(水)13:00-16:30 「米国」
第2回 8月27日(水)13:00-16:30 「EU」
第3回 9月17日(水)13:00-16:30 「中国・韓国・台湾」
第4回 9月24日(水)13:00-16:30 「タイ、インドネシア、ベトナム、マレーシア、フィリピン、シンガポール」
第0回は各回共通内容です。2回以上複数回申込の方は、申込した都合の良い日で受講下さい(重複受講も可)。
8月27日(水)9月17日(水)24日(水)の第0回は、8月20日(水)の録画映像です。
■受講料(税込(消費税10%)、資料付)
*日程変更等ございました場合は、ご容赦下さい。
*全4回申込の方へ(不測の事態により、全回開催出来ない場合、以下規定に基づき、返金致します。)
全4回中、2回未満の実施の場合: 75%返金
全4回中、3回未満の実施の場合: 50%返金
全4回中、4回未満の実施の場合: 25%返金
参加形態 区分 見逃し配信なし 見逃し配信あり
1講座のみの参加 1回、2回、3回、4回 1名46,200円
↓1社2名以上同時申込料金↓
1名35,200円 1名51,700円
↓1社2名以上同時申込料金↓
1名40,700円
2講座の参加 1・2回、1・3回、1・4回、2・3回・・ 1名69,300円
↓1社2名以上同時申込料金↓
1名58,300円 1名78,100円
↓1社2名以上同時申込料金↓
1名67,100円
3講座の参加 1・2・3回、1・3・4回、2・3・4回・・ 1名89,100円
↓1社2名以上同時申込料金↓
1名78,100円 1名100,100円
↓1社2名以上同時申込料金↓
1名89,100円
全講座(4講座)の参加 1・2・3・4回 1名103,400円
↓1社2名以上同時申込料金↓
1名92,400円 1名116,600円
↓1社2名以上同時申込料金↓
1名105,600円
*準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みお願い致します。
(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
※申込時に見逃し配信「なし」「あり」どちらかをお選び下さい。
参加形態(第○・○回参加)を申込備考覧に記載下さい。
※各回、別の方が受講いただくことも可能です。
※1社2名以上同時申込は、同時申込、同形態(講座数、参加日)でのお申込にのみ有効です
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
→「セミナー申込要領・手順」を確認下さい。
★講座内容
8月20日(水)
第0回 10:30-12:00
「SDSの理解と作成」・・・第1回~第4回の各回共通内容です。
2回以上複数回申込の方は、申込した都合の良い日で受講下さい(重複受講も可)。
■講演ポイント
化学物質に関するビジネスを行う上で、ラベルやSDS(Safety Data Sheet)による情報提供は欠かせません。本セミナーでは、国連による「化学品の分類および表示に関する世界調和システム」であるGHS(The Globally Harmonized System of Classification and Labelling of Chemicals)や、その分類結果を伝達する手段であるラベルやSDS(Safety Data Sheet)について解説します。2025年末には関連するJISの改訂も予定されています。改訂の内容やスケジュールについても解説します。
■受講後、習得できること
・GHSによる化学品の分類と表示
・ラベルに関する基礎知識
・SDSに関する基礎知識
■講演プログラム
1.GHSによる化学品の分類と表示
1.1 GHSとは
1.2 化学品の分類
1.3 化学品の表示
2.ラベル
2.1 ラベルの概要
2.2 ラベルの構成要素
3.SDS
3.1 SDSの概要
3.2 SDSの構成要素
4.JISの改訂
4.1 JIS Z 7252
4.2 JIS Z 7253
4.3 施行スケージュール
(質疑応答)
8月20日(水)13:00-16:30
第1回「米国」
■講演ポイント
米国におけるSDSは、ハザードコミュニケーションスタンダード(HCS)及び危険有害性作業場の化学品のための米国国家標準(ANSI Z400.1/Z129.1-2010)に規定されています。これらについて米国での化学物質管理の概要や有害物質規制法(TSCA)と共に説明します。HCSは、これまではGHS改訂3版をベースにしていましたが、GHS改定7版をベースにした規則が2024年5月20日に発表され、2024年7月19日に発効しました。改訂版の変更点や発効日についても触れます。
■受講後、習得できること
・化学物質管理の概要
・有害物質規制法(TSCA)
・ハザードコミュニケーションスタンダード(HCS)
・米国のSDSの制度
■講演プログラム
1.化学物質管理の概要
1.1 化学品に関する法規
1.2 連邦規則集(CFR)
2.有害物質規制法(TSCA)
2.1 TSCAの概要
2.2 製造前届出規則(PMN)
2.3 重要新規利用規則(SNUR)
2.4 その他
3.ハザードコミュニケーションスタンダード(HCS)
3.1 目的及び適用範囲
3.2 定義
3.3 ハザード分類
3.4 ハザードコミュニケーションプログラム
3.5 ラベル
3.6 SDS
3.7 その他(ANSI Z400.1/Z129.1)
(質疑応答)
8月27日(水)
第0回 10:30-12:00
「SDSの理解と作成」・・・第1回~第4回の各回共通内容です。
・2回以上複数回申込の方は、申込した都合の良い日で受講下さい(重複受講も可)。8月27日(水)9月17日(水)24日(水)の第0回は、8月20日(水)の録画映像です。
第2回 13:00-16:30
「EU」
■講演ポイント
欧州における化学品の分類は、2009年1月20日に発効したCLP規則(Regulation on Classification, Labelling and Packaging of substances and mixtures)に則りますが、SDSの提供の義務や書式等は、REACH(Registration, Evaluation, Authorisation and Restriction of Chemicals)により規定されています。本講演では、GHSとの違いも含めて欧州のSDSについて解説します。2024年11月20日、欧州連合(EU)は、CLP規則を改正した欧州委員会規則2024/2865を公表しました。改正は12月10日に発効し、ほとんどの規定は2026年7月1日から、残りの規定は2027年1月1日から義務化されますが、変更点等についても触れます。
■受講後、習得できること
・欧州のSDSの制度の概要
・欧州の化学品の分類(GHSとの相違)
・SDSの書式と内容
■講演プログラム
1.欧州の化学品の分類と表示、SDS
1.1 CLP規則
1.2 REACH
2.CLP規則
2.1 分類
2.2 表示
2.3 包装
3.CLPに即したSDSの作成
3.1 化学品及び会社情報
3.2 危険有害性の要約
3.3 組成及び成分情報
3.4 応急措置
3.5 火災時の措置
3.6 漏洩時の措置
3.7 取扱い及び保管上の注意
3.8 ばく露防止及び保護措置
3.9 物理的及び化学的性質
3.10 安定性及び反応性
3.11 有害性情報
3.12 環境影響情報
3.13 廃棄上の注意
3.14 輸送上の注意
3.15 適用法令
3.16 その他の情報
(質疑応答)
9月17日(水)
第0回 10:30-12:00
「SDSの理解と作成」・・・第1回~第4回の各回共通内容です。
・2回以上複数回申込の方は、申込した都合の良い日で受講下さい(重複受講も可)。8月27日(水)9月17日(水)24日(水)の第0回は、8月20日(水)の録画映像です。
第3回 13:00-16:30
「中国・韓国・台湾」
■講演ポイント
中国、韓国、台湾においてもSDSの仕組みは法制化されています。GHSをベースにしながらも、それぞれの国の状況に応じた規制となっています。中国、韓国、台湾における化学物質管理の基本となるSDSについて関連する法規も含めて解説します。2024年7 月 24 日、中国工業情報化部(MIIT)は現行の通則である GB13690-2009 の置き換えのため、新しい国家標準となるGB30000.1「化学品分類とラベル規範 第1部分 通則」を交付しました。この変更点と発効日についても触れます。
■受講後、習得できること
・中国のSDSの最新状況
・韓国のSDSの最新状況
・台湾のSDSの最新状況
■講演プログラム
1.中国のSDS
1.1 中華人民共和国職業病防治法
1.2 有害物品使用作業場所の労働保護条例
1.3 作業場所における化学品安全使用規定
1.4 国家標準「化学品の分類および危険性公示」
1.5 国家標準「化学品安全ラベル編纂規定」
2.韓国のSDS
2.1 産業安全保健法
2.2 産業安全保健法施行令
2.3 産業安全保健法施行規則
2.4 化学物質の分類・表示及び物質安全保健資料に関する基準
3.台湾のSDS
3.1 毒性及び懸念化学物質管理法
3.2 毒性及び懸念化学物質許可登記認可管理弁法
3.3 毒性及び懸念化学物質標示及び安全資料管理弁法
3.4 安全資料表様式
(質疑応答)
9月24日(水)
第0回 10:30-12:00
「SDSの理解と作成」・・・第1回~第4回の各回共通内容です。
・2回以上複数回申込の方は、申込した都合の良い日で受講下さい(重複受講も可)。8月27日(水)9月17日(水)24日(水)の第0回は、8月20日(水)の録画映像です。
第4回 13:00-16:30
「タイ、インドネシア、ベトナム、マレーシア、フィリピン、シンガポール」
■講演ポイント
東南アジア諸国でも国連で制定した化学品の分類および表示に関する世界調和システムであるGHS(The Globally Harmonized System of Classification and Labelling of Chemicals:GHS)を用いることによって、化学品の分類の結果をラベルやSDS(Safety Data Sheet:安全データシート)に反映させ、災害防止及び人の健康や環境の保護に役立てようとする動きになっています。それぞれの国に応じてSDS等について規定が整備されていますのでタイ、インドネシア、ベトナム、マレーシア、フィリピン、シンガポールの最新状況について解説します。ベトナムについては、新しい化学品法が2025年5月に採択され、2026年5月から施行される予定です。化学品法の変更点と発効日についても触れます。
■受講後、習得できること
・東南アジア諸国におけるSDSの概要
・東南アジア諸国におけるGHSの活用
・東南アジア諸国におけるラベル、SDSの運用
■講演プログラム
1.東南アジア諸国における化学物質管理の流れ
1.1 GHSとの関係
1.2 ラベル、SDS
2.各国におけるSDS
2.1 タイのSDS制度等
2.1.1 対象物質
2.1.2 SDSの要求事項
2.1.3 ラベルの要求事項
2.2 インドネシアのSDS制度等
2.2.1 対象物質
2.2.2 SDSの要求事項
2.2.3 ラベルの要求事項
2.3 ベトナムのSDS制度等
2.3.1 対象物質
2.3.2 SDSの要求事項
2.3.3 ラベルの要求事項
2.4 マレーシアのSDS制度等
2.4.1 対象物質
2.4.2 SDSの要求事項
2.4.3 ラベルの要求事項
2.5 フィリピンのSDS制度等
2.5.1 対象物質
2.5.2 SDSの要求事項
2.5.3 ラベルの要求事項
2.6 シンガポールのSDS制度等
2.6.1 対象物質
2.6.2 SDSの要求事項
2.6.3 ラベルの要求事項
(質疑応答)