開催日 | 2025年6月17日(火) |
---|---|
開催地 | Web |
★2025年6月1日から完全施行されたPL制度。食品事業者が抱えている問題と今後の課題を知ることで、今後急増するであろう「PL制度の問い合わせ」に対して、しっかり備えを!
■セミナーテーマ
食品事業者視点からの
食品用器具・容器包装のポジティブリスト制度徹底解説と今後の課題
~「HACCPに沿った衛生管理」との関わりについて~
<Zoomによるオンラインセミナー:見逃し視聴あり>
■講師
一般社団法人食品経営支援協議会 研修コンサルティング部 理事 沼 博之 氏
フードサポートムツミ 代表
・国際HACCP同盟認定 HACCPリードインストラクター
・JHTC認定 HACCP上級コーディネーター
・HACCP研修委員会認定 HACCP指導スペシャリスト
・IMSSA認定 マーケティング実務士
■主経歴等
1984年 JA松山(農業協同組合):スーパーマーケット出向を経て営農販売部責任者
1992年 金印物産株式会社(調味料メーカー):四国・兵庫エリア営業所責任者
2002年 株式会社上野昆布(業務用食品卸):営業開発部責任者
2008年 私市醸造株式会社(調味料メーカー):営業部兼マーケティング部責任者、
ISO22000食品安全マネジメント認証チームリーダー
2019年 一般社団法人食品経営支援協議会 理事就任
2020年 フードサポートムツミ開業
■専門および得意な分野・研究
・HACCPに特化したセミナー講師
・HACCP計画の策定・見直し支援
・食品展示会の企画・販促支援
■本テーマ関連の専門学協会等での委員会活動
・食品経営支援協議会 HACCPマイスターbasicオンラインセミナー専任講師
・日本HACCPトレーニングセンター HACCPコーディネーター養成ワークショップ認定講師
・日本食品安全検証機構 GPセンターHACCP認証審査員
・日本GAP協会 JGAP審査員補
・国家戦略プロフェッショナル検定 食Pro.キャリア段位制度認定審査員
●日時 2025年6月17日(火) 13:00-15:30
●会場 会場での講義は行いません。
●受講料
【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名36,300円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき25,300円
【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円<
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。→「セミナー申込要領・手順」を確認下さい。
■講座のポイント
・本講座では、完全施行された「PL制度」について「食品事業者視点」から解説します。その中で、「PL制度」に対して食品事業者が抱えている現状の問題点と今後の課題点を浮き彫りにしていきます。
・本講座の目的は、食品用器具と容器包装の製造に携われている方、その販売に携われて方、「PL制度」に関係した業務に携われている方に、食品事業者が抱えている問題と課題を知っていただくことです。知っていただくことで、食品事業者からの問い合わせに対して、より円滑なコミュニケーションを取ることができます。
■受講後、習得できること
・PL制度の概要とその法制化の背景に対して、理解を深めていただきます。
・食品事業者がなぜPL制度を順守しなければならないかを、食品事業者目線で知ることができます。
・食品事業者とのコミュニケーションを、より円滑に行うことができるようになります。
■講演プログラム
1.ポジティブリスト(PL)制度とは
1.1 PL制度の概要
1.2 なぜ「合成樹脂」だけが対象?
1.3 食品事業者が「勘違いしやすい」対象範囲は?
1.4 「見過ごしやすい」対象範囲の食品用器具とその課題
1.5 食品事業者からよくある「質問」
1.6 期間ごとのそれぞれの対応~施行日前、経過措置期間、完全施行日後
1.7 製造事業者の衛生管理~食品事業者と同じ土俵に!
1.8 ネガティブリストの終了時期とPL制度規定違反の罰則について
1.9 事業者間の情報伝達義務
1.10 伝達情報の具体例
1.11 食品事業者の課題~PL制度に対しての順守責任
2.PL制度と「HACCPに沿った衛生管理」との関わりは?
2.1 PL制度施行の背景~国際整合
2.2 食品衛生法等の一部を改正する法律
2.3 HACCPに沿った衛生管理の制度化
2.4 農林水産物・加工食品の輸出目標
2.5 HACCPについて~HACCPの歴史、コーデックスHACCP
2.6 HACCP12手順7原則、ハザードとハザード分析について
2.7 衛生管理計画(HACCP計画)の作成~食品事業者の規模によって異なる方法
2.8 PL制度に関わるハザードの「見える化」は?~HACCPモデル例と手引書例で説明
3.食品事業者の今後の課題
3.1 なぜ化学的ハザードは見過ごされるのか?~その要因①から④まで
3.2 食品事業者の現状の課題
3.3 トピックの紹介
3.4 大規模食品事業者の今後の課題
3.5 小規模食品事業者の今後の課題
3.6 外食事業者の今後の課題
3.7 食品事業者の課題解決は?
(質疑応答)