BIOVIA ONE Lab

今日のライフサイエンス業界は、最適化されていないプロセス、コンプライアンス面での負担、特許の期間満了、研究開発の低い生産性、グローバル規模の競争激化、利益幅の縮小といった大きな課題に直面しています。こうした問題がコスト圧力を生み、イノベーションのための余地を奪い、サイクルを長期化させています。その一因ともなっているのが、すばやく情報にアクセスできなかったり、意思決定に必要なデータやその背景が個別に管理されていたりするような研究室(研究、開発、品質管理など)です。情報に一定の質が確保されていないと、複数のソースから収集したデータに基づいてビジネス上の重要な意思決定を行ううえでリスクとなり、整合性や品質を保つことができません。プロセスが分断されていると、テストや文書化に多くの時間や労力が必要になり、研究、製品開発、最終製品のリリースに遅れが生じ、コストが増大します。
BIOVIA ONE Labは、研究、開発、分析や品質保証（QA）／品質管理（QC）を行うラボにおいて、紙ベースのプロセスを排除し、あらゆる解析およびプロセスのワークフローをより適切にサポートします。ラボ／リソースの管理や手順の実行の一元化、統合化および標準化は、共同イノベーションに向上をもたらし、生産性を高め、規制コンプライアンスおよび安全性に関わるリスクを低減し、上市までの期間を短縮して、お客様の事業目標の達成に寄与することができます。また、クラウド上に展開することにより、必要なIT経費と総保有コストが削減されるとともに、安全性が向上し、ダイナミックなラボの情報科学インフラが提供されます。

【主な特徴】
・ワークフローの効率化: タスクの開始からデータ取得までのプロセスを統合し、手動操作を削減。
・コラボレーションの強化: 統一されたプラットフォーム上でデータとプロセスを共有し、チーム間の連携を促進。
・データの一元管理: すべてのラボデータを一元的に管理し、迅速な意思決定をサポートし、レポートの作成を行う。