開催日 | 2024年12月10日(火) |
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開催地 | Web |
★腸内細菌叢が産生する代謝物を網羅的に計測、同定するメタボローム解析技術の活用に期待が高まっています
★生理活性代謝物・メタボローム解析技術の基本をふまえ、ノンターゲットメタボローム解析の実例まで最新情報をお届け
腸内細菌叢におけるメタボローム解析技術の活用・最新動向および解析事例
<講師>
大阪大学大学院 情報科学研究科 准教授 岡橋伸幸 氏
<日時>
2024年12月10日(火) 13:00-17:00
<形態>
Zoomオンラインセミナー:見逃し視聴あり
<受講料>
【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円
【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円
*受講料やセミナー申し込み~開催までの流れなど、詳細については、弊社HPのセミナーページを必ずご確認ください。
<セミナーポイント>
■講座のポイント
腸内細菌叢が宿主の生体恒常性や疾患発症を左右すると言われており、腸内細菌叢が産生する代謝物が宿主受容体等に作用するメカニズムが提唱されている。しかし、腸内細菌叢が産生する代謝物に関する知見は限られており、それらを網羅的に計測、同定するメタボローム解析技術の活用に期待が高まっている。そこで、本セミナーでは、メタボローム解析技術の現状や活用方法、腸内細菌が産生する未知分子の探索事例などについて解説する。
■受講後、習得できること
・腸内細菌叢が産生する生理活性代謝物を理解できる
・質量分析装置を使ったメタボロミクスの現状を理解できる
・用途ごとに、適切な分析装置の種類や分析モードを理解できる
・ノンターゲット解析のデータ処理法や構造推定を実践できるようになる
■講演中のキーワード
腸内細菌代謝物、構造推定、質量分析、ターゲット解析、ノンターゲット解析、メタボロミクス
<講演プログラム>
1. はじめに
2. 腸内細菌叢が産生する代謝物の生理作用
1) 水溶性代謝物
2) 脂質
3. メタボローム解析技術の種類と現状
1) 計測方法の概要
2) クロマトグラフィーの種類
3) 質量分析装置の種類
4) 計測対象分子に適した装置の選択
5) 現状の到達点と限界
4. ノンターゲットメタボローム解析データの解析法
1) 解析の流れ
2) MS/MSスペクトルからの構造推定法
3) 類似MS/MSスペクトルを分類する手法Feature-based molecular networking
4) ソフトウェア
5) テストデータを使った解析の実演
5. マウス腸内細菌叢のノンターゲット解析事例
1) メタボロームデータの取得と解析
2) メタボロームデータと16Sシーケンシングデータの統合解析
6. まとめと展望