株式会社情報機構

分散系を利用した無機・有機複合微粒子(機能性高分子材料)の調製入門

2024/08/29

開催日 2024年11月26日(火)
開催地 Web

【第1部】微粒子分散系調製と粒径制御「液液分散系・ポリマー微粒子分散系の調整」
【第2部】複合微粒子調製「被覆型・内部分散型の複合微粒子」
【第3部】用途開発(例)「UV吸収剤/耐摩擦剤/難燃剤/機能性塗料/潜熱蓄熱剤/光触媒etc」
☆お申込み後、事前リクエストも募っておりますので、
 ご質問やセミナーに含めて欲しい内容等、遠慮なくお申し付けください。

【テーマ名】
分散系を利用した無機・有機複合微粒子(機能性高分子材料)の調製入門
~微粒子分散系調製と粒径制御の基礎に始まり、複合微粒子の構造制御(被覆型・内部分散型)や用途開発に至るまで~


【講師】
新潟大学
自然科学系
名誉教授 工学博士
田中眞人 氏

【経歴】
1974年 新潟大学 工学部 講師
1981年 工学博士
1982年 新潟大学 助教授
1988年 新潟大学 教授

【専門および得意な分野・研究】
・懸濁重合におけるポリマービーズ粒径制御
・複合微粒子調製
・分散系の科学
・マイクロ/ナノカプセル調製

【本テーマ関連学協会での活動】
・化学工学会
・高分子学会
・粉体工学
・日本食品科学工学会
・色材協会

【日時(オンライン配信)】
2024年11月26日(火) 10:30-16:30

【受講料】
●見逃し視聴なし:1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
 *1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円

●見逃し視聴あり:1名52,800円(税込(消費税10%)、資料付)
 *1社2名以上同時申込の場合、1名につき41,800円

※詳細な内容やお申込み要領等は、下段「セミナーホームページを見る」をご参照ください。

【セミナーの内容】
■講座のポイント
 各種無機・有機複合微粒子は、情報記録材分野、化粧品材分野、機能性塗料材分野、潜熱蓄熱材分野など多岐に渡る分野で開発応用されているが、なおかつ新規機能を発現する無機・有機複合微粒子の開発と応用が精力的に試みられている。
 本講では、分散系を利用した各種複合微粒子の調製の基礎となる分散系調製法と粒径制御法を解説するとともに、目的とする構造の複合微粒子の調製法を詳述する。
 そして、廃プラスチックスのセミケミカルリサイクルによる複合微粒子の調製例や、それぞれの応用分野における複合微粒子の最近の調製例を紹介する。

■受講後、習得できること
・液液分散系の調製法と粒径制御法
・ポリマー基複合微粒子調製法
・複合微粒子構造制御法
・ナノ・マイクロカプセル調製法
・最新な複合微粒子調製例

■講演中のキーワード
・微粒子分散系
・ポリマー基複合微粒子
・ハイブリッドシェルマイクロカプセル
・被覆型複合微粒子
・内部分散型複合微粒子

■プログラム項目
[1]微粒子分散系調製と粒径制御
 (1) 液・液分散系調製
 (i)分裂法(break-down)による調製と粒径制御
  ・機械的せん断力負荷法
  ・特殊装置による調製法
  ・転相乳化法
 (ii)成長法(build-up)による調製と粒径制御
  ・相分離法(Anti-solvent precipitation method, diffusion method)
  ・乳化・拡散法(Emulsification-diffusion method)
 (2)ポリマー微粒子分散系調製
  ・重合法(懸濁重合法,ミニエマルション法,ソープフリー重合法 等)
  ・物理化学的調製法(液中乾燥法,相分離法 等)

[2]複合微粒子調製
 (1)被覆型複合微粒子
  ・重合法(懸濁重合法,ソープフリー重合法,ゾルゲル法,界面反応法,化学還元法,無電解メッキ法 等)
  ・物理化学的調製法(ヘテロ凝集法, Layer-by-Layer method,コアセルベーション法 等)
 (2)内部分散型複合微粒子
  ・重合法(懸濁重合法,ミニエマルション重合法 等)
  ・物理化学的調製法(液中乾燥法,相分離法 等)

[3]複合微粒子の用途開発
  ・UV吸収剤
  ・熱伝導性付与剤
  ・導電性付与剤
  ・光散乱剤
  ・耐摩擦剤
  ・難燃剤
  ・各種機能性塗料
  ・潜熱蓄熱剤
  ・光触媒剤
  ・その他(セミケミカルリサイクル法による廃プラスチック基複合微粒子 等)

[4]質疑応答

企業情報

株式会社情報機構

  • 住所東京都品川区大崎3-6-4 トキワビル3階
  • TEL03-5740-8755 / FAX 03-5740-8766
  • URLhttps://johokiko.co.jp/

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