IgG Fcタンパク質(アイソタイプコントロール)

モノクローナル抗体、IgG型二重特異性抗体、ADC、IgG Fc融合薬の理想的なアイソタイプコントロールとして、薬物スクリーニング、機能検証などの過程で利用できます。

2023/06/22

画像をクリックして拡大イメージを表示

IgGクラスの抗体は、癌や自己免疫疾患の治療において、大きな成功を収めています。自己免疫疾患、炎症、腫瘍などの治療のためのモノクローナル抗体は構造上すべてIgGバックボーンを使用しています。さらに、IgG型二重特異性抗体、ADC薬、IgG Fc融合タンパク質もIgGのバックボーンを使っています。Fcの構造は、血清半減期の延長のほか、安定性や溶解性などの特性を持ち、生産プロセスを促進し、タンパク質の精製を簡素化できます。また、現在最も効果的な生物療法の1つとして、抗体の重要な機能は、免疫エフェクター機能を刺激しながら抗原に特異的に結合できることです。Fabフラグメントの標的エピトープとの特異的結合のほか、抗体由来のFcフラグメントは、標的細胞や他の細胞のFc受容体にも結合できます。 
抗体が標的抗原と結合すること、さらに標的融合タンパク質の効果の特異性を証明するために、IgG Fcフラグメントによって生成される非特異的結合と基本機能の検証は不可欠で、適切なアイソタイプコントロール製品は必要とされています。
IgG型抗体薬やIgGFc融合タンパク質医薬品の開発を促進するために、弊社ACROBiosystemsは様々なアイソタイプのIgGFcを提供しております。組換えタンパク質IgGFcには、ヒンジ領域、CH2、CH3配列のみが含まれ、Fab配列は含まれていません。 モノクローナル抗体、IgG型二重特異性抗体、ADC、IgG Fc融合薬の理想的なアイソタイプコントロールとして、薬物スクリーニング、機能検証などの過程で利用できます。

特長

HEK293細胞によって発現:翻訳後修飾のグリコシル化や他の修飾を実現し、タンパク質の折り畳みを修正します。
 
様々な生物種とサブタイプを提供:        
Human IgG1 Fc、IgG2 Fc、IgG3 Fc、IgG4 Fc
 
Mouse IgG1 Fc、IgG2a Fc、IgG2b Fc
 
Llama IgG2b Fc,Rabbit IgG Fc
 
様々なタグ提供:Tag Free,AvitagTM,His Tag,gD Tag,Flag Tag,AvitagTM &His tag
 
厳しい品質管理を行っています:低エンドトキシン、測定エンドトキシン<1.0EU /μg  
 
高純度:    
SDS-PAGEで確認された純度> 95%
 
SEC-MALSで確認された純度> 90% 
 
高生物活性:ELISA&SPRによって検証済みで、プロトコルを無償で提供
 

関連リンク

この製品へのお問い合わせ

IgG Fcタンパク質(アイソタイプコントロール)に関するお問い合わせ

※ご入力の内容は、直接、お問合せ先企業様に通知されます。
※このお問い合わせフォームでの営業・勧誘などはご遠慮ください。

企業情報

ACROBiosystems

詳しく見る

TOP