【東レリサーチセンター】円二色性分散計を用いた新規創薬モダリティに対する最新分析サービスのご紹介

バイオ医薬品の研究開発、品質管理の効率化をサポートします!

2024/04/25

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当社(以下、「TRC」)では、バイオ医薬品開発や品質管理に対し、
長年にわたり円二色性分散計(Circular Dichroism:CD)を用いた
受託分析サービスにより技術支援を行ってまいりました。
このたび、日本分光株式会社製の最新装置を導入し、
CDによる新規創薬モダリティに対する
最新の受託分析サービスを開始
いたします。


■導入背景
抗体医薬品や核酸医薬品の
高次構造(Higher Order Structure : HOS)の把握は、
品質を確認する上で必要不可欠です。
ICH Q5E やFDA、EMAなどのガイドラインの施行に伴い、
製薬業界ではCDスペクトルの同一性や有意差を
客観的かつ高感度に評価できる手法や、
二次構造解析の組成比を精度高く算出できる手法が
求められるようになりました。
TRCはいち早く、最新の統計的な手法による
解析機能を備えたCDを導入し、
製薬業界の皆様のニーズに応えるとともに、
新しい創薬モダリティへの適用へ技術開発を進めています。


■分析サービスのご紹介
・最新装置導入により、新たにCDスペクトルの同一性や有意差の
 客観的かつ高感度な評価が可能となりました。
・従来困難であったβシート構造が多いタンパク質の
 高精度な二次構造の解析が可能になりました。

最新装置と長年培った経験やノウハウを活用し、
さらに確度の高い解析結果をご提供します。
今後ますます拡大していくバイオ医薬品や
バイオマテリアル等の研究・開発、品質管理の効率化等を
強力にサポートしてまいります。


【核酸医薬品への適用事例※1】
CD分析は迅速かつ簡便にオリゴ核酸の高次構造評価が可能であり、
核酸医薬品の品質評価に非常に有用な分析です。
また、統計的手法を用いることで、
CDスペクトルの同一性を客観的に評価し、
不純物の検出やロット間などの同等性確認が可能です。
「申請資料の信頼性の基準」(医薬品,医療機器等の品質,有効性及び安全性の確保等に関する法律施行規則第43条)でのご対応も可能です。
詳細は添付の技術資料、TRCホームページをご覧ください。

※1:AMED次世代治療・診断実現のための創薬基盤技術開発事業「核酸医薬品の製造・精製・分析基盤技術の開発」プロジェクトによる支援の成果です。

TRCでは、SPRやITCといった分子間相互作用解析や、
NMRやLC-MSといった構造解析も受託しております。
これらの分析法を効果的に組み合わせる事により、
構造活性相関を調べるトータルな分析もご対応可能です。

技術紹介も対応しております。
お気軽にお問合せください。

 

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