株式会社情報機構

自社特許および他社特許における:特許価値評価のすすめ方・活かし方

2026/07/09

開催日 2026年9月14日(月)
開催地 Web

★自社特許の各段階(出願・権利化・棚卸)と他社特許評価(FTO・牽制・無効化)の両面から、自社保有特許を活かし、他社特許対策を効果的に進めるための特許価値評価の勘所について解説!
★手間や評価軸が課題となる実務へのAI活用の具体策についても言及します!


自社特許および他社特許における:特許価値評価のすすめ方・活かし方
~最近のAI活用による効率的・効果的な実施法もふまえ~


<講師>
よろず知財戦略コンサルティング 代表 医学博士  萬 秀憲 氏

<日時>
2026年9月14日(月) 13:00-17:00

<形態>
Zoomオンラインセミナー:見逃し視聴あり

<受講料>
【オンライン受講(見逃し視聴なし)】:1名 46,200円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき35,200円

【オンライン受講(見逃し視聴あり)】:1名 51,700円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき40,700円
*「見逃し視聴あり」でお申込の場合、当日のご参加が難しい方も後日セミナー動画の視聴が可能です。

※受講料やセミナー申し込み~開催までの流れなど、詳細については、弊社HPのセミナーページを必ずご確認ください。

<セミナーポイント>
 コーポレートガバナンス・コードの2026年改訂により、知的財産・無形資産への投資と「活用」の説明責任がいっそう厳しく問われる時代に入りました。特許は「持っているだけ」では評価されず、いかに価値を見極め、事業・交渉・係争・金融の各場面で「活かす」かが問われています。
 しかし実務の現場では、価値評価が①多軸性(事業・技術・権利の絡み合い)、②属人化(評価者の勘と経験への依存)、③工数(母集団が大きく手が回らない)という3つの壁に阻まれ、定着しないケースが少なくありません。
 本講座では、自社特許のライフサイクル各段階(出願・権利化・棚卸)と他社特許の評価(FTO・牽制・無効化)の両面から、価値評価の「すすめ方」と「活かし方」を体系的に整理します。そのうえで、近年急速に賢くなった生成AI・AIエージェントおよび特許特化型AIを使った効率化・高度化の具体策と、ハルシネーションやセキュリティといった落とし穴・人による検証(HITL)の勘所まで、実務に直結する形で解説します。評価の「型」を持ち帰り、明日から組織で標準化・運用できる状態を目指します。

○受講対象:
 ・企業の知財部門で特許の維持・放棄判断、ポートフォリオ管理に携わる方
 ・ライセンス交渉・M&A・知財係争・知財金融の場面で特許価値評価を必要とする方
 ・他社特許の調査・FTO・競合分析(IPランドスケープ)を担当する方
 ・評価業務の属人化・工数過多に課題を感じ、標準化やAI活用を検討している方
 ・経営層への知財価値の説明・報告(ガバナンス対応)を担う管理職・スタッフの方
 ・特許事務所・知財コンサルで顧客の価値評価を支援する立場の方

 ※ 特別な前提知識は不要です。基礎から実務レベルまで段階的に解説します。

○受講後、習得できること:
 ・技術価値・権利価値・事業価値の違いと、活用目的に応じた「求められる精度」の見極め方
 ・出願・権利化・棚卸の各段階で、何をどの軸で評価すべきかの判断基準
 ・保有特許の棚卸における3軸(事業的・技術的・特許的価値)の具体的な評価項目と進め方
 ・権利維持/放棄を組織的に決定するための基準と手順、棚卸後の戦略立案への接続
 ・他社特許に対するホワイトスペース分析・FTO・警戒特許の選定と無効化検討の実務
 ・生成AI・特許特化型AI・AIエージェントを使った調査・解析・スコアリングの効率化手法
 ・AI活用時の精度の限界・検証の勘所・セキュリティ/ツール選定の判断軸
 ・評価を「活用」に結びつけ、業務を標準化するための実務体制づくりの考え方

<講演プログラム>
1.特許価値評価の重要性
 (1) コーポレートガバナンス・コードの2026年改訂
 (2) 「保有」から「活用・評価」へのパラダイムシフト
 (3) 評価実務が抱える3つの壁(多軸性・属人化・工数)

2.特許価値評価の全体像と前提整理
 (1) 「価値」とは何か:技術価値・権利価値・事業価値の区別
 (2) 評価目的(活用シーン)と求められる精度の関係
 (3) 定性評価と定量(金銭)評価の位置づけ

3.目的(活用シーン)別の評価アプローチ<全体マップ>
 (1) ポートフォリオ管理・権利維持判断(棚卸)
 (2) ライセンス交渉・ロイヤリティ算定
 (3) M&A・アライアンス時のデューデリジェンス
 (4) 知財係争(侵害・無効)対応
 (5) IP担保融資・知財金融

4.自社特許の価値評価:ライフサイクル別の実務
 (1) 出願時の価値評価(出願要否・優先度・外国出願判断)
 (2) 権利化過程の価値評価(中間処理・補正・分割の意思決定)
 (3) 保有特許の棚卸における価値評価
  ① 事業的価値の評価
   ・当該特許の自社実施の有無と可能性
   ・ライセンスの有無と可能性
   ・他社実施の有無と可能性
   ・収益性/貢献度/対外的アピール度
  ② 技術的価値の評価
   ・代替技術の有無/今後の利用可能性/技術の発展性
  ③ 特許的価値の評価
   ・権利の位置づけ/権利範囲の広さ/権利の強さ
   ・侵害発見容易性/回避困難性
  ④ 他社牽制効果・ライセンス可能性の評価
  ⑤ 評価のタイミング
  ⑥ 権利維持/放棄の基準と決定までの手順
  ⑦ 棚卸後の知財戦略の立案

5.他社特許の評価と活かし方
 (1) 競合の注力領域・空白領域(ホワイトスペース)分析
 (2) FTO(実施自由度)評価・侵害リスクの見極め
 (3) 警戒特許の選定と無効化可能性の検討
 (4) ライセンスイン・係争・回避設計への展開

6.AI活用の全体像
 (1) かしこくなった生成AI・AIエージェント
 (2) 生成AI・特許特化型AIの現状と今後

7.AI活用による効率化
 (1) 調査・読み込み・整理
 (2) 評価・スコアリング・分析
   ・AIによるクレーム解析/侵害・無効論点の整理
   ・AI支援によるFTO・無効資料調査
   ・IPランドスケープ/競合分析へのAIエージェント活用

8.AI活用の勘所と落とし穴
   ・ハルシネーション・精度の限界と人による検証
   ・HITL等、人とAIの役割分担の考え方
   ・セキュリティ・秘密情報の取扱い・ツール選定の視点

9.まとめ:価値評価を「活かす」ための実務体制
   ・評価を活用に結びつける
   ・評価業務の標準化
   ・AI時代の知財人材・スキル

  <質疑応答>
 

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