| 開催日 | 2026年3月17日(火) |
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| 開催地 | Web |
★これまで具体的・的確には言及されてこなかった
「どのような知財をどのように戦略的に取得し、事業と如何に連動させてどう活用すべきか?その活用のノウハウや留意点は?」
という最も重要な点について、多様な戦略を整理し、わかりやすく詳細に、かつ実践のための方法論も併せて説明します。
事業に貢献しリスクを回避する
「多様な知財戦略」の基礎から高度な実践法まで
~様々な知財戦略の要諦と、実践に不可欠な「有効特許」の取得・活用戦略、併せてリスク回避実践法についても詳説~
<講師>
学校法人 常翔学園 大阪工業大学 知的財産学部 教授 西井 光治 氏
<日時>
2026年3月17日(火) 10:30-16:30
<形態>
Zoomオンラインセミナー
<受講料>
【オンライン受講】
:1名50,600円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき39,600円
<セミナーポイント>
よく、事業展開を優位に進めるには“知財の活用が重要”と言われますが、具体的に、どのような知財を、どのように戦略的に取得して、事業と如何に連動させて、どう活用すべきか?活用のノウハウや留意点は?という最も重要な点に関して、的確に解説する書物やセミナーは皆無と言えます。
更に、各企業毎に、事業分野も、先進・後追い等のポジションも異なり、事業の狙い目も様々であり、一口に“知財戦略”の実践と言っても、多様であり、整理して考えないと理解しずらい、と思います。
そこで、本日の講演では、これらの課題について、基礎から応用まで、できる限り具体的に、私が実践して来た事例を含めて、分かり易くご説明します。
また、これら知財戦略の実践において、その前提となる2種類の「有効特許」、「差別化有効特許」と「必然有効特許」の戦略的な取得・活用策についても詳細に説明します。
その上で、足元をすくわれないための「リスク回避の実践法」についても具体的に説明します。
本講演では、30事例以上の具体例を基に、分かり易く、且つ、実践のための方法論も併せてご説明することで、各社様での即実践に繋がることを心掛けて説明致します。
○受講対象:
・特許等の知的財産権の取得、管理に携わっている方
・研究開発や事業企画に携わっている方
・自社の重要技術保護以外に知財をより積極的に活用して、より直接的な事業貢献を図りたいが、どのような活用法があり、どのように実践すれば良いか、その方法が分からない方
など
○受講後、習得できること:
①様々な知財戦略とその具体的実践事例
②知財戦略を実践する上で必須となる「差別化有効特許」と「必然有効特許」の戦略的な取得・活用策
③知財リスク回避の実践法
<講演プログラム>
第1章 はじめに~ダイキンの特許強化の歩み~
1. 知財、特に「特許」は何のために取得するのか?本当に“活用”できているのか?
2. 本日の講演のベースとなるダイキン工業の会社概要と事業内容
3. 2000年以降のダイキン特許マネジメント体制の変革と特許戦略の実践概要
第2章 知財活用戦略(活用形態)にはどのようなものがあるか?
1. 状況に応じた各種知財活用戦略の実践
2. 知財活用戦略の概要(代表事例紹介)
① 自社技術が圧倒的に先行している場合【やれることが多い】
A:独占排他権の活用による市場シェアNo.1を実現
B:特許権の「有償公開」による新市場形成(=新しい需要の喚起)
C:特許権の「無償公開(権利放棄を含む)」による業界貢献とブランド価値の向上(イメージアップ)
D:「オープン&クローズ戦略」(仲間を増やし、市場を拡大しつつ、コア技術で稼ぐ“高度な事業戦略”)
E:「無償オープン&有償オープンのWオープン戦略」(Dの変形例)
② 自社、他社ともに同等程度の特許権を保有している場合
『クロスライセンス』* による自社事業の発展【事業的価値は高いが工夫が必要】
(*互いに相手に通常実施権を許諾する)
③ 他社から特許料収入を得たい場合
高度なライセンス交渉戦術で稼ぎ、次の開発に再投資
④ 自社の技術を「世界の標準」にしたい場合
デファクトスタンダード化による事業発展(新市場を席捲)
⑤ 自社の技術が足りない、または遅れている場合
技術導入による早期の新事業稼働
⑥ 「インサイドモデル」の場合(オープン&クローズ戦略を活用)
基幹部品によって完成品の進化を主導するビジネスモデル
⑦ 「アウトサイドモデル」の場合(オープン&クローズ戦略を活用)
製品とサービスのコンセプトによって完成品が主導するビジネスモデル
⑧ 競争力強化のための知財管理
A:知的財産権ミックス(知財ミックス)による商品力強化
B:「技術ブランド」による完成品競争力の強化
第3章 事業で勝ち続けるために必要な「差別化有効特許」と「必然有効特許」の概要(基本的な考え方)
1. 差別化特許と必然特許
ダイキンが狙う「差別化有効特許」と「必然有効特許」
(1) 有効特許とは?その種類は?
(2) 自社の差別化技術を強固に守る「差別化有効特許」の増強
(3) 攻守に有効な「必然有効特許」の増強
① 必然有効特許の例
② 必然有効特許を取得するための視点(基本)
第4章 「差別化有効特許」の取得目的と効果的な取得方法等
~自社技術・商品の完璧な保護~
1. 差別化有効特許の取得目的
2. どのような切り口・攻め口で、どのような「差別化有効特許」を取得すべきか?
① 差別化有効特許とはどんなもの?
② 機械・電気分野の差別化有効特許の切り口・攻め口
③ 有効な「特許網」を構築することで、技術・商品保護の効果は確実に高まる
④ 有効特許の創出促進策
⑤ 「差別化有効特許」の取得事例
第5章 「必然有効特許」を理解し、使いこなす方策
~戦略実行には不可欠なスーパー特許~
1. 「必然有効特許」の価値と獲得姿勢
2. 「必然有効特許」の各種タイプとその活用の仕方
(パターン別に説明)
【必然特許チェックリスト】付
3. 限られた工数の中で必然特許を生み出すコツ、テクニック及び工数集中のポイント
第6章 他社特許侵害リスクを上手く回避する戦略的マネジメント
~リスク管理体制と効果的な防御策を中心として~
1. リスク管理体制と留意点
2. 他社特許リスクの劇的低減策
3. 有効特許を活用した防御策
4. 相手特許の“弱点”の見つけ方と、侵害訴追での反撃・防御方法
おわりに

