| 開催日 | 2026年3月17日(火) |
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| 開催地 | Web |
講師
MERIEUX NUTRISCIENCES JAPAN株式会社 Managing Director 吉竹 政子 氏
講師紹介
大学卒業後、化学メーカーの研究開発部門で新素材開発、用途開発及び有機合成、高分子合成に携わる。化学メーカー勤務中に消費財の用途開発等を実施。その後、外資系分析機器メーカー、受託分析会社を経て現在に至る。
■専門・得意分野
・分析化学
・化学一般
・海外規制
・高分子化学
・有機化学 <その他関連セミナー>
化粧品・医薬部外品・食品 一覧はこちら
日時・受講料・お申込みフォーム
●日時:2026年3月17日(火) 13:00-17:00 *途中、小休憩を挟みます。
●受講料:
【オンライン受講(見逃し視聴なし)】:1名 46,200円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき35,200円
【オンライン受講(見逃し視聴あり)】:1名 51,700円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき40,700円
*学校法人割引:学生、教員のご参加は受講料50%割引。
セミナーポイント
化粧品の規制は、国内外を問わず、変化しています。化粧品の輸出をする上で、各国の規制内容を把握することは非常に重要です。
本セミナーでは、ASEANにおける化粧品規制を解説するにあたり、まずASEANの規制の大本となる欧州の化粧品規制動向について解説し、その後ASEAN全体の化粧品規制、及び各国の化粧品規制の特徴について解説していきます。海外の規制の内容を把握することで、今後輸出を検討している方が必要とする化粧品成分規制における様々な特徴を習得することが可能となります。
■受講対象
・これから海外へ化粧品を輸出したい方
・海外規制を全般的に理解したい方
・各国との違いを把握したい方
■受講後、習得できること
・動きの激しい海外の規制を修得することにより、輸出に必要な情報を入手することができる。
・海外の規制を把握することで、自社の品質管理や規制チェックするポイントを修得できる。
セミナー内容
1.各国化粧品の定義
1.1 各国の定義
1.2 最近の変更点等
2. 欧州の化粧品規制の概要
2.1 化粧品規則1223/2009
2.2 化粧品のカテゴリーの違い
2.3 ANNEXES
2.4 化粧品の製造・販売までのながれ
2.5 化粧品情報管理システム(CPNP)
2.6 EU化粧品指令:ナノマテリアル
2.7 製品情報ファイル(PIF)
2.8 化粧品安全報告書
2.9 情報チェックリスト
2.10 微生物学的品質
2.11 チャレンジテストを必要としない製品について
2.12 安全性と包装の適合性
2.13 化粧品ラベルの表示要件
2.14 各国の動物実験の状況について
2.15 REACHとの関係性について
2.16 マイクロプラスチック・マイクロビーズに関して
2.17 副作用報告
2.18 通知
2.19 発売前に持っておくべきもの
2.20 EU市場に参入する際の推奨ステップ
3. アセアンの化粧品規制の概要
3.1 ASEANの基本情報
3.2 ASEAN化粧品指令(ACD)
3.3 技術文書
3.4 リスト
3.5 ハンドブック(各国)
3.6 配合禁止物質
3.7 ASEAN化粧品指令
-成分リスト
-許可されたリスト
-第5条化粧品成分ハンドブックの作成
-第6条ラベル表示
-第8条製品情報(PIF)
3.8 安全性に関して
3.9 医薬品か化粧品かの分類
3.10 登録要件(届出)
3.11 通知書内容
3.12 輸入要件
3.13 副作用について
3.14 品質基準・試験法
4.シンガポール・マレーシア・ベトナム・フィリピン・タイ・インドネシア各国要点解説
4.1 シンガポール
4.1.1 Health Products Act 2007
4.1.2 化粧品の表示
4.1.3 パッケージ内容
4.1.4 誤解を招くラベル表示及び広告
4.1.5 記録の保管
4.1.6 副作用について
4.2 マレーシア
4.2.1 通知プロセス
4.2.2 化粧品の規制要件
4.2.3 安全要件
4.2.4 化粧品成分
4.2.5 毒性リスト
4.2.6 ラベル要件
4.2.7 マレーシアでの化粧品の扱いについて
4.2.8 適正製造基準(GMP)
4.2.9 製品情報ファイル(PIF)
4.3 インドネシア
4.3.1 当局(BPOM)や安全基準・表示・ラベルについて
4.3.2 試験内容(微生物)
4.3.3 試験内容(重金属)
4.4 タイ
4.4.1 化粧品法:B.E. 2558(2015)
4.4.2 ラベル
4.4.3 PIF
4.4.4 化粧品情報の構成
4.4.5 タイにおける化粧品の概要について
4.4.6 原材料情報について
4.4.7 完成した化粧品の情報
4.5 ベトナム
4.5.1 化粧品管理に関する通達や安全要件について
4.5.2 ラベル
4.5.3 ラベル要件
4.6 フィリピン
4.6.1 関連規制、レギュレーションについて
4.6.2 他国との化粧品定義の比較
5.最近のトピックス
5.1 カンナビノイド
5.2 EUの状況
5.3 ECHAの化粧品関連物質の追加
5.4 PFASに関して
6.各国の当局サイトについて
※それぞれのサイトの構成や見るべき場所について、実際に講師が
WEBページを開きながら解説します

