| 開催日 | 2026年10月16日(金) |
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| 開催地 | Web |
●スキンケア化粧品における使用感・感性価値の考え方から、官能評価の体制構築と運用、データ解析の基本、
さらに機器・センサー・生体計測を用いた客観評価までを解説します。
【テーマ名】
スキンケア化粧品開発に活かす官能評価技術と使用感・感性の定量化
-評価設計、運用プロセス、データ解析、機器・生体計測による客観評価、商品開発事例まで-
【講師】
ポーラ化成工業株式会社 フロンティア研究所 副主任研究員 池島 俊季 氏
■略歴:
2014年より化粧品メーカーにてスキンケア製品の処方開発・有用性評価に従事。その後、2020年よりポーラ化成工業株式会社に入社。主に化粧品の感性評価、触覚工学、生体・センサー計測、顔画像解析を活用した研究および新規事業開発に従事。博士(工学)。主な受賞歴に日本感性工学会優秀発表賞(2023年)など。
■専門および得意な分野・研究:
化粧品の官能評価・感性評価、触覚工学、熱生理学、顔画像解析、センサー・生体計測を活用した感覚・使用感の定量化、スキンケア製品の有用性評価、商品開発への応用。
■本テーマ関連学協会でのご活動:
日本感性工学会等での研究発表・活動。日本感性工学会優秀発表賞(2023年)受賞。
●日時:2026年10月16日(金) 13:00-16:00 *途中、小休憩を挟みます。
●受講料:
【オンライン受講(見逃し視聴なし)】:1名 40,700円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき29,700円
【オンライン受講(見逃し視聴あり)】:1名 46,200円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき35,200円
※詳細な内容やお申込み要領等は、下段「セミナーホームページを見る」をご参照ください。
【セミナーの内容】
■はじめに
スキンケア化粧品において「使用感」は、顧客の満足度や継続使用意向を左右する重要な価値です。一方で、使用感や心地よさといった主観的な感覚を、製品開発に活用できる形で数値化・定量化するには、評価設計、評価項目の構成、パネル運用、データ解析、解釈の各段階に多くの難しさがあります。
本セミナーでは、スキンケア化粧品における使用感・感性価値の考え方から、官能評価の体制構築と運用、データ解析の基本、さらに機器・センサー・生体計測を用いた客観評価までを解説します。具体的な研究・商品開発事例を交えながら、取得した官能評価データをどのように魅力的な商品開発へつなげるかを、実務で活用しやすい形で紹介します。
■ご講演中のキーワード:
スキンケア化粧品、使用感、官能評価、感性評価、感性の定量化、触覚工学、センサー・生体計測、データ解析
■受講対象者:
・スキンケア化粧品、化粧品原料、化粧品製剤の研究開発・商品開発に携わる方
・これから官能評価、使用感評価、感性評価に取り組む初学者の方
・官能評価を実施しているが、評価項目の設計、パネル運用、データ解析、結果の解釈に課題を感じている方
・アンケートなどの主観評価に加え、機器測定、センサー計測、生体計測による客観評価を取り入れたい方
・使用感評価の結果を、処方設計、商品コンセプト、価値訴求、研究開発テーマに活かしたい方
・本テーマに関心のある方であれば、予備知識の有無にかかわらず受講可能です。
■必要な予備知識や事前に目を通しておくと理解が深まる文献、サイトなど:
特に必要な予備知識はありません。
化粧品開発、製剤評価、官能評価、統計解析の基礎知識があると理解が深まりますが、初学者の方にも理解いただけるよう、
基本的な考え方から解説します。
■本セミナーで習得できること:
・スキンケア化粧品における「使用感」や感性価値の捉え方
・官能評価の目的設定、評価項目設計、評価者・試料・環境・手順の設計方法
・官能評価データの集計、可視化、統計解析、結果解釈の基本
・センサー、物性測定、生体計測を用いた使用感の客観評価の考え方
・官能評価結果を処方設計、商品コンセプト、価値訴求へつなげる考え方
・現場で起こりやすい評価・解析上の落とし穴と対策
■プログラム項目
1.スキンケア化粧品における「使用感」と官能評価の位置づけ
1)化粧品開発において、なぜ使用感が重要なのか
2)「使用感が良い」とは何を指すのか
3)使用感、満足度、継続使用意向の関係
4)処方開発・商品開発における官能評価の役割
2.官能評価を始める前に整理すべきこと
1)官能評価で何を明らかにしたいのか
2)嗜好評価、識別評価、記述的評価の違い
3)主観評価、客観評価、機器評価の役割分担
4)研究評価と商品開発評価で求められる視点の違い
3.官能評価の設計と運用プロセス
1)評価パネルの考え方:専門パネル、社内パネル、一般生活者
2)評価者数、評価環境、評価手順を設計する際の注意点
3)試料提示、使用量、塗布方法、評価タイミングの統制
4)ブラインド評価、ランダム化、順序効果への配慮
5)再現性・妥当性を高めるための運用上のポイント
6)官能評価を継続的に運用するための体制づくり
4.評価項目・評価語の設計
1)使用前、塗布中、塗布後に分けた評価項目の考え方
2)評価語の階層と種類:感覚属性、嗜好、感情、価値評価の整理
3)評価語に関する評価者間の認識合わせ
4)生活者の言葉と研究・開発側の評価語をどうつなぐか
5)スケール評価、順位法、一対比較、チェックリスト等の使い分け
6)アンケート設計で起こりやすいバイアスと対策
5.官能評価データの解析と読み解き方
1)官能評価データを数値化する意味
2)平均値、ばらつき、個人差の見方
3)群間比較、相関分析、主成分分析などの基本的な考え方
4)嗜好性データと記述的評価データの扱い方
5)評価項目間の関係性を読み解く視点
6)「統計的に差がある」ことと「商品価値がある」ことの違い
7)現場で陥りやすいデータ解釈の落とし穴と対策
6.使用感を客観的に捉えるための機器・センサー・生体計測
1)なぜ官能評価を機器測定で補完するのか
2)粘度・レオロジー、摩擦係数、硬さ、接触角などの物性計測
3)塗布感、なじみ、べたつきなどを捉えるセンサー計測の考え方
4)主観評価と物性・計測データを結びつける際の注意点
5)生体計測による感覚・感性評価の可能性と限界
6)機器評価で官能評価をどこまで代替・補完できるか
7.官能評価データを活用した研究・商品開発事例
1)事例1:エステ製剤における「心地よさ」の追求と評価
2)事例2:センサー技術を活用した感覚・使用感の定量化
3)事例から見る、評価設計・データ解釈・商品開発応用のポイント
8.まとめ・質疑応答
1)使用感評価を商品開発に活かすための要点整理
2)官能評価を実務に定着させるためのポイント
3)質疑応答

