池上通信機株式会社

東レ株式会社様より原薬と製剤の一貫製造を担う三島工場向け錠剤検査装置TIE-10000を受注

登録日:2024/08/05

 池上通信機株式会社は、東レ株式会社(以下、東レ)様より、錠剤検査装置「TIE-10000」を受注しました。原薬と製剤の一貫製造を行っている静岡県の三島工場へ2024年11月に納入予定です。  東レ様は、基礎素材メーカーとして、さまざまな分野において多くの先端材料、高付加価値製品を開発し世界中に展開されています。多岐にわたる事業の中でも繊維、フィルム、医薬品の3事業の生産を担う三島工場は大規模複合工場として重要な拠点です。三島工場で製造されている製剤に対して、東レ様では、検査や作業工程の効率化とさらなる品質の向上を目的として、当社のフラッグシップモデルである錠剤検査装置「TIE-10000」を選定いただきました。  「TIE-10000」は、池上通信機の搬送技術の粋を結集し、安定した錠剤搬送が可能な水平ベルト搬送を採用しています。また、特許取得済み*1の技術により、緩衝対策の点でさらなる安定搬送が可能となり、一般的な錠剤と比較して搬送中に割れや欠け等が生じやすい口腔内崩壊錠でもストレスをかけずに搬送することができます。また、新開発特殊光学系の採用によって、片面5視点両面10視点から錠剤のエッジ付近の欠陥も容易に検出できる全周検査を標準搭載し、最大70万錠/時*2の高速処理により生産性の向上に大きく寄与します。24型の大型画面を採用した操作用タッチパネルには、多くの情報を一括表示でき、操作性や視認性を考慮したシンプルで分かりやすいユーザーインターフェース(GUI)は、初めて使用するオペレーターでも容易に操作できる点で、さらなる作業効率化が期待されています。  池上通信機は、医薬品錠剤の安定供給、生産性の効率化および品質向上に寄与する装置の開発と、安心してご使用いただける保守・サポートの提供を通じて、社会の安心と安全に貢献してまいります。 *1:特許第6789748号
*2:Φ5mmのFC錠の場合

企業情報

池上通信機株式会社

詳しく見る

このリリースに関連する商材情報

TOP