アステラス製薬株式会社(本社:東京、以下「アステラス製薬」)は、米国デラウェア州連邦地方裁判所(以下「同地裁」)において、米国で販売している過活動膀胱治療剤Myrbetriq™(一般名:ミラベグロン)に関する特許(米国特許番号:11,707,451、以下「451特許」)侵害訴訟(以下、「本訴訟」)が決着する前の、LupinとZydusによる後発品発売の停止を求める仮差止め請求の却下を推奨する報告および勧告を確認しました。今後、アステラス製薬はこの報告に対して異議を申し立てる予定です。

 本訴訟は、LupinとZydusによるMyrbetriq™の後発品が451特許を侵害するとして、2023年7月に、アステラス製薬が同地裁に提訴していたものです。

 また、LupinとZydusによるMyrbetriq™の後発品が、上記とは別の特許(米国特許番号:10,842,780)を侵害するとアステラス製薬が主張する特許侵害訴訟が、現在、連邦巡回区控訴裁判所(Court of Appeals for the Federal Circuit:CAFC)で係争中です。

 本件による4月25日に開示予定のアステラス製薬の通期(2025年3月期)連結業績予想への影響は精査中です。

以上

アステラス製薬株式会社について
アステラス製薬は、世界70カ国以上で事業活動を展開している製薬企業です。最先端のバイオロジーやモダリティ/テクノロジーの組み合わせを駆使し、アンメットメディカルニーズの高い疾患に対する革新的な医薬品の創出に取り組んでいます(Focus Areaアプローチ)。さらに、医療用医薬品(Rx)事業で培った強みをベースに、最先端の医療技術と異分野のパートナーの技術を融合した製品やサービス(Rx+®)の創出にも挑戦しています。アステラス製薬は、変化する医療の最先端に立ち、科学の進歩を患者さんの「価値」に変えていきます。アステラス製薬の詳細については、(https://www.astellas.com/jp/)をご覧ください。

注意事項
このプレスリリースに記載されている現在の計画、予想、戦略、想定に関する記述およびその他の過去の事実ではない記述は、アステラス製薬の業績等に関する将来の見通しです。これらの記述は経営陣の現在入手可能な情報に基づく見積りや想定によるものであり、既知および未知のリスクと不確実な要素を含んでいます。さまざまな要因によって、これら将来の見通しは実際の結果と大きく異なる可能性があります。その要因としては、(i)医薬品市場における事業環境の変化および関係法規制の改正、(ii)為替レートの変動、(iii)新製品発売の遅延、(iv)新製品および既存品の販売活動において期待した成果を得られない可能性、(v)競争力のある新薬を継続的に生み出すことができない可能性、(vi)第三者による知的財産の侵害等がありますが、これらに限定されるものではありません。また、このプレスリリースに含まれている医薬品(開発中のものを含む)に関する情報は、宣伝広告、医学的アドバイスを目的としているものではありません。


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