印刷（PDF/122KB）はこちらから 2023年11月20日 サステナビリティ

鈴鹿工場におけるPTP包装廃材の再資源化に関する取組のお知らせ

住友ファーマ株式会社（本社：大阪市、代表取締役社長：野村 博）は、このたび、オリックス環境株式会社（本社：東京都港区、取締役社長：山下 英峰、以下「オリックス環境」）と、当社が製造する医療用医薬品の包装工程で生じるPTP包装廃材の再資源化に向けた取組への連携に合意しましたので、お知らせします。

オリックス環境は、2023年5月11日に国内で初めてPTP包装廃材などの剥離に伴う産業廃棄物処分業の許可を取得しています。医療用医薬品の包装資材「PTPシート」をプラスチックとアルミに剥離させることで、これまで焼却処理等を通じて廃棄処理されてきた廃棄物をプラスチックとアルミ素材としてマテリアルリサイクルすることで、廃棄プラスチック率の改善およびCO₂排出量の削減を実現させることができます。
当社とオリックス環境との連携により、当社の鈴鹿工場の廃棄プラスチックにおけるPTPシート量約80トン/年が99.8％再資源化されます。これにより、当社の廃棄プラスチックの再資源化率が32％から55％へ改善され、CO₂排出量の削減にも寄与します。

当社グループは、「人々の健康で豊かな生活のために、研究開発を基盤とした新たな価値の創造により、広く社会に貢献する」という理念の実践により、持続可能な社会の実現に貢献し持続的な企業価値向上につなげることを「サステナビリティ経営」と定義しており、サステナビリティ経営の重要課題（マテリアルイシュー）の一つとして「環境への取組の推進」を掲げています。
限りある資源の有効活用や気候変動リスクの低減などの環境問題への対応は重要であり、当社グループは引き続き廃棄物の削減や温室効果ガス排出量削減をはじめとした環境への取組によって環境問題の解決に貢献するとともに、持続可能な社会の実現に貢献し、持続的な企業価値の向上につなげます。

※当社のサステナビリティ経営、環境への取組については、ウェブサイトをご覧ください。
https://www.sumitomo-pharma.co.jp/sustainability

以上