タップ密度計JV100i/200i 

粉体、顆粒および類似品のタップ密度を測定するための機器

2020/11/19

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 製薬用粉末は、粒子径によって分類される非常に微細な乾燥した粒子が多数集まったバルク固体です(USP Chapter<811>粉末の細粒度を参照)。
粉体は錠剤、カプセル及び吸入剤のような、他の投与形態として広く採用されており、加えてクリーム、ポイントメントまたはペーストのような半固体を作るための添加剤としても使用されます。製薬産業において、この様な非常に広範な用途として粉体が使用される事となり、粉体の物理的特性を規定する、「流動性」や「密度」を測定する必要が出てきました。「密度」の測定に関しては、「かさ密度」と「タップ密度」の二種類の試験方法があります。

 「かさ密度」は、「タッピングダウン」前の粉体試料の重さを体積で割ることにより表されます[g/mL]。これは粉体を「流し込む」様にして容器に入れた時の体積を測定するもので、粒子間空隙の体積の寄与を含みます。
 一方、「タップ密度」は、「タッピングダウン」後の密度です。これは、粉体を入れた容器を一定の距離持ち上げ、落下させる事で粒子間空隙が変化した体積を測定します。

 タップ密度計JViシリーズは、粉体、顆粒および類似品のタップ密度を測定する装置で、粉体輸送中の沈下量の特定を行います。例えば、粉末洗剤などのパッケージサイズを最適化に役立ちます
粉末、顆粒、および類似製品のタップ密度を定常的に測定するための信頼性の高い装置であるJViタップ密度シリーズは、EPやUSPで指定されている3つの測定方法の全てが網羅された唯一のシングルタップ密度計です。 JViタップ密度シリーズは、広範に利用される工業規格のハウスナー比計算を含む詳細なレポートを出力します。
JViタップ密度シリーズのJV100iは単一計量シリンダーを搭載したタップ密度計であり、規格されている方法1、2、3全てのアタッチメントがオプションとして追加可能です。また、JV 200iは二つの計量シリンダーを搭載したタップ密度計であり、JV100iと同様のオプションに対応しています。
タップ密度の測定は、サンプルの入った計量シリンダーを機械的にタップすること(シリンダーを持ち上げて、指定された距離を落下)により行なわれます。

 タップ密度は、サンプルの重量を最終タップ体積で割れば得られます。


粉体の流動性およびその圧縮性の尺度は、以下の式によって得られます。 Hausner比(タップ密度/かさ密度) または 圧縮度{(タップ密度-かさ密度)/タップ密度×100} 圧縮度(%) 流動性の程度 Hausner比 <10 極めて良好 1.00~1.11 11~15 良好 1.12~1.18 16~20 やや良好 1.19~1.25 21~25 普通 1.26~1.34 26~31 やや不良 1.35~1.45 32~37 不良 1.46~1.59 >38 極めて不良 >1.60
 タップ密度計JViシリーズは、ASTM B527(金属粉末)、ASTM D4164(成形触媒)、ASTM D4781(微細触媒)、ISO 787-11(顔料)、ISO 3953(金属粉)、ISO 8460(インスタントコーヒー)、ISO 8967(粉乳)、ISO 9161(酸化ウラン粉末)のような他の工業規格の試験にも使用できます。

 タップ密度計JVシリーズはJP3.01、EP 2.9.15およびUSP<616>準拠しています。

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