開催日 | 2022年12月6日(火) |
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開催地 | Web |
CDMO事業を展開するGenScript ProBioは、がん治療に特化したがん免疫企業であるGlyTherixと共に、下記の日程でがん腫瘍に対する抗体医療に関するLive webinarを行います。
日付: 2022 年 12 月 6 日
時間:14:00-15:30 (JST)
今回のトピックは下記2つです。
トピック1:がん患者に対する画期的な新しい放射免疫療法の開発
講演者:ブラッド・ウォルシュ博士(GlyTherix CEO)
放射免疫療法 (RIT) は、固形腫瘍の診断、治療、およびモニタリングのための新たなアプローチで、既に前立腺がんなどの比較的放射線抵抗性の低い固形腫瘍で期待の持てる臨床結果を示しています。放射免疫療法アプローチの臨床使用と最適化は、部分的に、標的とする腫瘍抗原に大きく影響されることが知られており、異なる固形腫瘍に応じた抗体が必要となってきます。
グリピカン 1 (GPC-1) は、複数の癌で過剰発現することが知られているヘパラン硫酸プロテオグリカン (HSPG) で、これまでに多くの研究により、このバイオマーカーががんの診断および治療に非常に重要である可能性が示唆されています。
GPC-1 を標的とするモノクローナル抗体 (mAb) ベースのバイオ医薬品の最近の進歩は、GPC-1 陽性の固形腫瘍の臨床的管理に非常に明るい光をもたらしていますが、RIT を行う上で大きな課題は、治療機関へ高収量の安定した抗体を製造するための方法です。今回のセミナーでは、既に特許取得済みの抗 GPC-1抗体 ミルツキシマブ® を新しいがん治療のケーススタディとして使用して
1) 多くの患者の治療に使用できるだけの量の抗体の製造を実現した例 および
2) 前臨床から臨床への応用
についてお話します。
トピック 2:mAb と bsAb の IND 対応および CMC 戦略: より速く、より良いものを
講演者: Rubin Jiang (GenScript ProBio 抗体部門ダイレクター)
治療用抗体は、昨今病気を治療するうえで非常に大きな役割を果たしていますが、それら抗体の開発には、複雑な分子を生成することの難しさが課題としてありました。
本講演では、GenScript ProBioが提供するmAb および bsAb の IND 対応 CMC 戦略についてお話させていただきます。
1)高力価のモノクローナル抗体の提供を保証する弊社独自の高速 CMC プラットフォーム。
2)人工遺伝子合成から tox バッチまでの CMC 開発の納期をわずか6か月に短縮
3)細胞株の構築、上流の細胞培養プロセスの開発、下流の精製プロセスの開発、および分析方法の開発を効率よく進めることによって、バイスペシフィック抗体の CMC 戦略を最適化し、複数のフォーマットでバイスペシフィック抗体をより迅速かつ適切に生産する方法の提案
是非、リンクより登録の上セミナーにご参加ください。
皆様の参加をお待ちしております。