新型コロナウイルスワクチンの国内供給に関するアストラゼネカ社との協議開始について

2020年06月26日 プレスリリース

Meiji Seika ファルマ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:小林大吉郎)とKMバイオロジクス株式会社(本社:熊本市北区、代表取締役社長:永里敏秋)は、アストラゼネカ株式会社(本社:大阪市北区、代表取締役社長:ステファン・ヴォックスストラム)が日本へ導入予定の新型コロナウイルスワクチン(以下「同ワクチン」)について、国内安定供給に向けた協議を進めることに合意したのでお知らせします。

同ワクチンについては、現在、アストラゼネカ社と英オックスフォード大学が共同で開発を進めています。日本への導入に際しては国内での安定供給をはかるため、Meiji Seika ファルマとKMバイオロジクスはアストラゼネカ社との協議を進めることに合意しました。具体的には、KMバイオロジクスがアストラゼネカ社から原液の提供を受けて製剤化(バイアル充填・包装)した後、Meiji Seika ファルマが保管・配送を行い、両社がアストラゼネカ社と協力して国内流通に必要な準備を行う予定です。

明治ホールディングス傘下の医薬品事業会社であるMeiji Seika ファルマとKMバイオロジクスは、新型インフルエンザの流行に備えてKMバイオロジクスが既に保有している5700万人分のワクチン製剤化設備とMeiji Seika ファルマのワクチン流通・供給スキームに加え、長年の開発を通じて培ってきた技術を有効活用し、国民の皆様に一刻も早く同ワクチンをお届けするため尽力してまいります。併せて、KMバイオロジクスによる全粒子不活化ワクチンの開発も加速し、日本国内におけるCOVID-19の感染予防に貢献してまいります。

以上