プレスリリース

2020年04月07日

国立循環器病研究センターと植物由来成分の認知症予防効果に関する共同研究を開始

 東和薬品株式会社(本社:大阪府門真市、代表取締役社長:吉田逸郎、以下:東和薬品)は、国立研究開発法人国立循環器病研究センター(所在地:大阪府吹田市、理事長:小川久雄)と共同で、植物由来成分「タキシフォリン」の認知症予防効果に関する医学的エビデンス構築を目的とする研究を開始しましたので、お知らせいたします。

【共同研究の経緯】

 東和薬品では、2019年7月に国立循環器病研究センター オープンイノベーションラボ内に、健都ヘルスケア科学センターを開設し、国立循環器病研究センターと「健康寿命の延伸を目的とした、薬物治療、疾患予防、健康維持・増進などのエビデンス構築」をテーマとした共同研究をおこなっております。この取り組みの一つとして、「認知症および軽度認知障害(MCI:Mild Cognitive Impairment)の予防」を研究開発目標としておりました。

 一方、国立循環器病研究センターでは、植物由来成分「タキシフォリン」の認知症治療効果に関する研究に取り組まれております。動物実験において、タキシフォリン投与により、アルツハイマー病の一因とされる老廃物「アミロイドβ」の脳血管への蓄積が抑制され、その結果、認知機能が正常に近い状態まで回復するなど、多くの研究成果を報告されてきました。

 今般、国立循環器病研究センターの認知症治療研究の経験や知見を以って、当社の認知症予防に関する研究にご協力いただけることとなり、新たなテーマの共同研究を開始いたしました。

【今後の取り組み】

・タキシフォリンのヒトへの認知症予防効果に関する調査研究を行う予定です。

・東和薬品は、本共同研究の成果を以って、当社独自の健康食品やサプリメントなどの開発につなげることを目指します。

 今後も東和薬品は、「人々の健康に貢献する」という企業理念のもと、健康関連事業の取り組みをおこなってまいります。

以上

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