Meiji Seika ファルマとツーセルによる変形性関節症治療用細胞医薬品に関する共同研究契約締結のお知らせ

2018年06月25日 プレスリリース

Meiji Seika ファルマ株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:小林大吉郎、以下「Meiji」)と株式会社ツーセル(本社:広島県広島市、代表取締役社長:辻 紘一郎、以下「ツーセル」)はこのたび、変形性関節症治療用細胞医薬品に関する共同研究(以下、「本共同研究」)契約を締結しましたのでお知らせします。

本契約に基づき両社は、新規の変形性関節症治療用細胞医薬品の創出を目指し、各種処理条件の最適化検討などを、共同で実施します。
ツーセルは、ヒト滑膜由来の間葉系幹細胞(Mesenchymal Stem Cell:MSC)を用いた膝軟骨欠損・損傷治療用細胞医薬品の研究・開発の実績があり、これらを通じて得たノウハウを本共同研究に応用します。Meijiは、細胞分離用酵素「Meiji Collagenase G」および「Meiji Collagenase H」、ならびに関節機能改善剤「アダント®関節注」および「アダント®ディスポ関節注」(日本薬局方精製ヒアルロン酸ナトリウム注射液)の開発・販売を通じて得たノウハウを本共同研究に応用します。

Meijiおよびツーセルは本共同研究により、膝軟骨を欠損・損傷した患者さんの治療に貢献することを目指します。

以上

参考

◆ツーセルについて

ツーセルは、2000年~2003年のJSTプレベンチャー事業「骨・軟骨組織の再生療法チーム」を基盤として、2003年に起業した広島大学発のバイオベンチャー企業です。再生医療の普及を目指し、体性幹細胞の一種であるMSCをターゲットとし、MSCを用いた細胞治療製品と、MSC周辺の培養技術や再生医療システムの構築に取り組んでいます。
詳細は同社ホームページ()をご参照ください。