6月20日(月)
第5回 日本臨床薬理学会関東甲信越地方会

主催者より

 このたび、昨年開催を延期させていただいた、第5回 日本臨床薬理学会 関東・甲信越地方会を改めて2021年6月20日(日)に昭和大学上條記念館(品川・旗の台)での開催が決まり、現在、鋭意準備を進めております。
 2019年5月に新元号の「令和」の時代が始まりました。昨今の医療の現場においては異なる医療職がそれぞれの専門的な知識と技能を生かした協力体制のもとで実践される“チーム医療”が重要となってきております。
 臨床薬理の使命の一つである「合理的な薬物療法の追求」においても複数業種の枠を超えたチーム医療による「新たなEvidenceの創出」が重要になってきます。そこで今回の第5回 日本臨床薬理学会 関東・甲信越地方会は開催のテーマを「チームでつくるあたらしい時代の臨床薬理」とさせていただきました。
 「あたらしい(令和の)時代の臨床薬理」ではチームによる医療の実践とEvidenceの創出が重要課題であるとの認識から、様々な医療職種の方々と臨床薬理学の発展に寄与する重要課題を活発に議論し、最新の研究や医療を共有する貴重な場として本地方会の開催を鋭意企画・準備しております。
 本地方会では、「多職種の共同参画によるEvidenceの創出」などに関するシンポジウムや、「合理的な薬物療法」を広く様々な医療職が実践可能になるための知識共有を目指した教育講演などを予定しております。
 多くの皆さまのご参加をお待ちしております。

開催概要

 日時:2021年6月20日(金)10:00-17:00
 場所:昭和大学上條記念館(WEB同時配信予定)
 参加費:2,000円
 詳細:https://jscptkanto5th.wixsite.com/jscptkanto5th
 申し込み:https://jscptkanto5th.wixsite.com/jscptkanto5th/%E4%BA%8B%E5%89%8D%E7%99%BB%E9%8C%B2

プログラム

9:20~  受付(4階ホワイエにて受付) WEBにて公開

10:00  開会挨拶

10:05~11:20
 シンポジウム1 【地域と連携した 研究の取り組み】
  座長:品川区薬剤師会 会長 加藤 肇
  座長:昭和大学横浜市北部病院 薬剤部長 渡邊 徹
 1) 品川区薬剤師会における地域連携について
    品川区薬剤師会 理事 阿部眞一郎
 2) 品川がん研究会の活動について
    品川区薬剤師会 理事 白井健之
 3) 有害事象報告の活性化で地域患者と社会を守る
     ー行動経済学「Nudge」を活用した薬薬連携の成果ー
    東海大学医学部付属病院 薬剤部長 鈴木優司

11:25~12:25
 教育講演① 簡易懸濁法の誕生から現状まで
       ~“単に錠剤が壊れれば良い”ではない簡易懸濁法~
  座長:昭和大学医学部 薬理学講座 臨床薬理学部門 教授 内田直樹
  演者:昭和大学薬学部 社会健康薬学講座 地域医療薬学部門 客員教授 倉田なおみ

14:00~15:00
 教育講演② 併用療法により予後向上を目指す
  がん免疫療法に関連する腸内細菌の重要性
  座長:獨協医科大学薬理学講座 教授 藤田朋恵
 演者:昭和大学臨床薬理研究所 臨床免疫腫瘍学部門 教授 吉村 清

15:00~15:15 (休憩)

15:15~16:45

 シンポジウム2 【本当に小児が必要な医薬品の剤形とは? 】
           ~小児医薬品開発における問題~
  座長:昭和大学薬学部 基礎医療薬学講座 薬剤学部門 准教授 原田 努
 1) 病院で挑戦した小児用剤形開発
    明治薬科大学薬学教育研究センター 臨床薬学部門 小児医薬品評価学 教授 石川洋一
 2) 地域薬局の抱える問題と小児用製剤開発に望むこと
   ココカラファイン薬局 砧店 川名 三知代
 3) 製薬企業における小児製剤開発
    アステラス製薬株式会社 製剤技術本部 製剤研究所 髙江誓詞

16:45~ 閉会挨拶・次期大会長挨拶

 

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