開催日 | 2024年7月29日(月) |
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開催地 | Web |
☆企業としてサステナビリティトランスフォーメーションをどう実現させていくか?
☆本講座では、多角的な視点でビジネスチャンスとリスクに言及し、
具体的な戦略構築のための留意事項を分かりやすく丁寧に解説いたします。
【テーマ名】
【SXに関するグローバルトレンドと新たなビジネスモデル】
国内外各国の動向を踏まえたカーボンニュートラル/バイオエコノミー/ネイチャーポジティブの最新事情
【講師】
PwCコンサルティング合同会社
Director
齊藤三希子 氏
【経歴】
PwCコンサルティング合同会社 Director
株式会社スマートアグリ・リレーションズ Executive advisor。
国内Sier、日系シンクタンク、外資系コンサルティングファームを経て現職。外資系コンサルティングファームを中心に15年に渡るサステナビリティ関連コンサルティングの経験を有し、サステナビリティトランスフォーメーション(SX)関連の書籍や講演、執筆も多数有する。
サーキュラーエコノミー、バイオエコノミー、食料安全保障、AgriFoodTech、カーボンニュートラル、地域資源を活用した持続可能な地域モデルの創出などの事業創出に多数従事。
『Newspicks』にて「環境・エネルギー、食・農業」分野のプロピッカーとして活動中。
【専門および得意な分野・研究】
・サーキュラーエコノミー
・バイオエコノミー
・食料安全保障
・AgriFood Tech
・カーボンニュートラル
【本テーマ関連学協会での活動】
・バイオエコノミー学会
・生物工学会 等
【日時(オンライン配信)】
7月29日(月) 13:00-15:30
【受講料】
●見逃し視聴なし:1名33,000円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき22,000円
●見逃し視聴あり:1名38,500円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき27,500円
※詳細な内容やお申込み要領等は、下段「セミナーホームページを見る」をご参照ください。
【セミナーの内容】
■講座のポイント
気候変動は国際的な社会課題と認識され、ESG投資や情報開示をはじめとした取組みが官民で進んでいます。一方、生態系破壊や汚染・廃棄物、紛争、地政学リスクの増大、資源価格の高騰、人権問題など、企業を取り巻く課題は多様化・複雑化しています。
こうしたリスクに対応しながら持続的な経済成長を続けるには、カーボンニュートラルだけではなく、サーキュラーエコノミー/バイオエコノミー/ネイチャーポジティブを含めたの総合的な視点でビジネストランスフォーメーション(SuS-BMX)することが不可欠です。
この4軸は相互的に影響しており、特にサーキュラーエコノミーは、CO2排出や環境・自然への影響を最小化できる経済効率的な手段、かつトランスフォーメーションの手段として新規事業創出の軸にもなる、全てのハブとなる手法です。
すでに欧米や中国を中心として、サーキュラーエコノミー/バイオエコノミー/ネイチャーポジティブ/カーボンニュートラルの4軸で戦略・規制を強化しています。一方、日本企業は、投資家や格付け評価を意識した情報開示にとどまりがちで、いざ取組を進めようとしても何から始めていいのか分からず、迷子状態となっています。
本講演では、カーボンニュートラルの達成やネイチャーポジティブ、地政学リスクへの対応に向け、今後、どのようなチャンスとリスクが起こり得るのか、企業としてどのような対応を行う必要があるのかについて紹介する。
■受講後、習得できること
・カーボンニュートラルに関するグローバル動向
・サーキュラーエコノミーに関するグローバル動向
・バイオエコノミーに関するグローバル動向
・ネイチャーポジティブに関するグローバル動向
・鉱物資源の争奪
・環境保全型農業の可能性
■本テーマ関連法規・ガイドラインなど
・TCFD
・TNFD
・CSRD
■講演中のキーワード
・カーボンニュートラル
・サーキュラーエコノミー
・バイオエコノミー
・ネイチャーポジティブ
・環境保全型農業
■プログラム項目
1. サステナビリティ関連の国内外動向
(ア)グローバル状況
(イ)気候変動による影響・地政学リスク
(ウ)グローバル及び各国の取り組み状況
2. 4つの視点でのカーボンニュートラル/サーキュラーエコノミーをどうやって実現していくのか
(ア)サーキュラーエコノミーモデルとカーボンニュートラル、ネイチャーポジティブの関係性
(イ)4つの視点での総合的経営の重要性
3. 具体的に何から取り組むべきか
(ア)サーキュラーエコノミー型社会への転換
・サーキュラーエコノミーを組み込んだビジネスモデル構築
・サーキュラーデザインを取り入れた資源循環型のまちづくり
(イ)環境「負荷」から環境「配慮」の農業への転換
・環境「負荷」から環境「配慮」の農業への転換の必要性
・慣行農法による農業負荷
・農業負荷低減に向けたアプローチ
(ウ)ファクターXのガイドラインのご紹介
4. 企業の取り組み
5. 今後の展開の方向性
6. 質疑応答